ベスト・オブ・SUM41 デラックス・エディション(DVD付)
ベストということで、今までに出した4枚のアルバムの曲から構成されています。(half hour of powerの曲は入っていません)
no reasonが入ってないのは残念ですが、まあまあの選曲だと思います。
新曲のalwaysも収録されてますし。
DVDのほうはPVが14曲も入ってます!極端なことを言えばDVDだけ欲しいです(笑)
収録PV一覧です↓
1. スティル・ウェイティング 2. ザ・ヘル・ソング 3. ファット・リップ 4. ウィア・オール・トゥ・ブレイム 5. ウォーキング・ディザスター 6. イン・トゥー・ディープ 7. ピーシズ 8. アンダークラス・ヒーロー 9. モチベーション 10. メイクス・ノー・ディファレンス 11. ウィズ・ミー 12. ハンドル・ディス 13. オーヴァー・マイ・ヘッド 14. ペイン・フォー・プレジャー
江戸カルタ (KCデラックス)
吉原ものでハマった飴あられさんの新作は江戸ものでした。とても面白かったです。
「木守り」 明るくて気立てのいいお金持ちのお嬢様、お久万は年頃なのになかなか縁談がまとまらない。そんなとき、ある貧乏侍に出会い…。
「甘露梅」 もともとは武家のお嬢様だったあさぎ。しかし家が没落してしまい、遊郭に売られ、遊女になってしまう。ある日、桶に閉じ込められた若者を見つけ…。
「迷子石」 親とはぐれ、町名主のもとで暮らすことになった幼い少女、おタマ。町名主の息子はいつもおタマにいじわるばかり…。
「赤い信女」 未亡人から生まれたということで後ろ指を指される美弥と、彼女に仕える征一。二人は想い合っているが、美弥が名誉ある結婚をすることを願う征一は身を引き…。
どれも面白いですが、特に好きだったのは「木守り」と「赤い信女」でした。「木守り」はヒロインのお久万がとにかくかわいい。素直に応援したくなる恋物語でした。「赤い信女」は切ないけど、ハッピーエンド。二人の秘めた想いが伝わってきてよかったです。
吉原もののときも思ったんですが、人物はもちろんのこと、着物や小物が綺麗。歴史ものっていいなあと思いました。
次も歴史ものだといいな。楽しみに待つことにします。
陽炎 稲妻 水の月 (KCデラックス)
花町花魁の恋慕を描いた短編集です。
よく描き込まれていて、とても綺麗です。
遊女ものが好きな方は読んでみていいかと思います。
ただ、少しばかり違う点もあるので歴史の全てではない…という点でお気に入りではありますが☆を1つマイナスで。
「花魁」は客をとってのしあがっていくので、見習い新造が最初の客から「花魁」と呼ばれることはないのです(^-^;
少女向けのフレンド連載ということでわかりやすくされたのかもしれませんが、もう一声!
花魁好きとしては練ってほしかったです(あとがきで違う点をつけたす、とか)
お話はいいものばかりです。
ひらひら (KCデラックス)
見た目艶やかな遊女の、人知れない哀しさを見た。
どのお話もそうなのだが、特に妹の薬代を稼ぐために身売りする姉の話には、見返りを期待しない献身的な愛を感じ、非常に共感を持った。好きな男以外に抱かれても、決して自分を見失わない、そんな彼女たちが素敵です。
表紙に惚れて衝動買いしたが、買ってよかった。
著者の他の作品も、次の日に揃えてしまった…。
絵がとても美麗。
表紙に騙されないので、興味があればお手に取ってみてください。