遙かなる時空の中で4 愛蔵版(通常版)
遥かは1〜3、十六夜とプレイしてます。
PS2版レビューで散々な評価の嵐になんとなく4は敬遠していたのですが、PSPに移植されちゃうとなると買わざるを得ませんでした。
今のところメイン3人+ノーマルEDをクリア。現時点での感想いきます。
良かった点:
・データインストール(読み込み早くなるので快適スム〜ズにプレイできます。)
・立ち絵、スチル(共に歴代トップの美麗さ。)
・声優シャッフル(賛否両論ですが、私は“あり”でした。というか、やっと三木さんをセクシー担当(笑)にしてくれましたねあざーす!)
・声優陣の演技(これは最初から信用してます)
・プレイヤーに優しい、易しい仕様(攻略本並の親切メモ、セーブも楽ちんなシステム周り等)
・キャラクター(今のところ捨てキャラはいません。皆それぞれ魅力的です。コンプする意欲を消失させないためにもこれ大事)
悪かった点:
・ボイス(覚悟はしてましたが・・・やっぱり少なーい。少ないのが問題というより、せっかくの美味しいイベントにボイス無は非常にもったいないです。フルボイスにしろとは言わないが、そういう所でケチるなよと思います)
・シナリオ(覚悟はしてたけど確かに今作は少し弱い印象・・・惜しい。詳しくは後述)
・3D(覚悟は(略・・ずいぶんと懐かしい動きをする3Dキャラ。やるならちゃんとやってよねー笑)
・Qロード&セーブでいちいち確認(地味にストレス)
総評:
結果的には結構楽しめてます。PS2版レビューを読んで期待値のハードルを下げまくっていたおかげか。
印象としては難易度最低レベルのRPGに恋愛要素を無理やりくっつけた感じ。戦闘で得た『恵』を消費してレベルアップしていくシステムは、まぁ受け付けない人には面倒以外の何物でもないかな。私は結構ハマって1周目でガンガンレベル上げしたので、2周目以降はフルスピードでサクサク進んでおります笑
シナリオについては、フルコンプしていないのでなんとも言えませんが、現時点で気になるのは、共通ルートから個別ルートに入った途端違和感ありまくりの急展開やら、意味不明な行動をとるサブキャラ(後述)、登場させた必要性が今の所不明な白麒麟、ファンタジーとしてもスルーできない強引な展開(特に常世の国との戦は笑える。敵兵2万対味方30?40?、しかも当然のように勝つ)などなど色々あります。設定とか世界観とか好きなんだけどなぁ。高級な素材を上手く料理できなかった印象ですね。
・・・私は「ヒロインイズミー」ではなく、傍観者タイプのプレイヤーなので、批判の多い今作のヒロインについては特に問題ないのですが。。。
それより何より主人公が取り戻そうと頑張っている中つ国側の某サブキャラが非常に気に入りません。何が気に食わないって、その某キャラは大体どのルートでもガチャガチャ陰謀を巡らせるのですが、その企みとやらが毎回意味不明です。一応老獪な策士設定のはずなのですが、ほとんど低レベルでバカな企みなんです。辻褄が合わないし。なにやってんだこのババア・・・もといなにやってんだこのキャラと毎回イラつきます。主人公に、ラスボスの前にそのババアもといそのキャラやっちゃっいなYO!と毎回言ってやりたい気持ちになります。はっきり言ってこいつを始めとする中つ国側の連中が嫌な奴だらけです。こんなやつらの為に頑張る主人公には同情すら覚えました。主人公が中つ国を滅ぼすルートが存在しないことが残念です。
前述の違和感ありまくりな急展開は大抵こいつが導きます。そのためのキャラなんでしょうけど。あまりにも練られてなさすぎて、策士な筈なのに頭が悪く見えます。ある意味損なキャラです。
その某キャラのおかげで毎回不愉快な思いをさせられるのが、私の中ではこのゲームのポイントを下げる大きな要因になっています。
〜フルコンプ後追記〜
全ルート及び逸話集コンプしました。
コンプし終えての感想はやはりタイトル通りで、星の数も変りません。
ただ、途中ものすごいモチベーションがだだ下がり、面倒くさくなって思わず積みそうになりました。原因は言わずもがなですね、指摘される方も多いですが、どう考えてもエンド付きのサブキャラが多すぎでした。これなら消化不良なメインキャラ達のシナリオを充実させるべきだった。
しかしサブキャラはサブキャラで中途半端なのが多い。(正直、足往なんてエンディング全く必要ないと思うのですが・・・)
その割に不要とも思われる色付けされてるキャラも居るし(例:岩長姫の裏設定)
サブキャラに関しては殆ど「やらされてる」感が否めませんでした。
終盤は戦闘も面倒な要因。ボスキャラ等の強制的なもの以外は、遁甲Lv.5使いまくって回避してましたが、それでも面倒でした。
メインキャラ達の攻略順は、サザキ→那岐→布津彦→遠夜→忍人→柊→アシュヴィン→風早
シナリオ的に制作側の意図に近いと思われる順番で攻略してみました。
結果、正解だったと思います。
アシュはこのゲーム全体のオチに関るキャラではありませんが、風早の次に美味しいキャラ(乙女ゲーム的に)だと思います。
糖度だとかは人それぞれ満足度も違ってくると思いますが、私は遥かならこんなもんかなと。
シナリオが練られていなかったり、主人公のキャラがいきなり変ったり、不十分な部分も多い本作ですが、思ったよりは楽しめたかなとは思います。思ったよりは、ですが。
最初のレビューで某サブキャラの批判をしましたが、要するにああいった中途半端なキャラやシナリオが、本作では非常に目立つだけなのだということをコンプして実感しました。
5はどうなるでしょうかね。。
体験版も一応やってみましたが、あくまでさわりとキャラの『紹介』だけだったので何とも言えません。
キャストフルチェンジはやはり少し違和感あるなぁとしか。
でもこのシリーズは何だかんだで大好きなので、買ってしまうんだろうと思います。
・・・しかしもうそろそろ、もうそろそろ・・・フルボイスにはしても良いんじゃないですか、コーエーさん。
遙かなる時空の中で~紫陽花ゆめ語り~ 上巻 [VHS]
まず、このOVAは遥かなる時空の中でを見た事が無い方には分かりかねる内容でしょう。
理由はあかねが神子になるまでの経緯が良くわからなくなっております。
それと、詩紋とイノリの仲が良い様で、鬼呼ばわりされていた詩紋を庇っていました。
作品内ではどういう外見の人が鬼かを説明していません。
なのにいきなり詩紋に向かって村人が「鬼だ」と言います。
本編を読んでいない方には何故かさっぱり分からないでしょう。
ストーリーはしっかりしているものの、ドラマ性があまり感じられませんでした。
ですがやはりアニメーションは凄く綺麗で見応えがあったと思います。
声優さんが豪華でなければあまり話題には昇らなかったでしょう。
遙かなる時空の中で5 風花記(通常版)
FDということで気になって(前作がアレだったので)開けてビックリ!ストーリー構成がよくなって主人公が少し成長した感じが出て前より頑張っている印象を受けました。 八葉達の絡みも深く掘り下げて前作ではあやふやしてた部分もわかりやすくなって、各ルートが盛り上がって楽しめるようになりました。 あんなに主人公に過保護だった黒龍の神子も時々はツッコミはするけど影ながらフォローするところが彼女も成長したなぁと思います。 あと攻略対象になった弟くんが前よりも存在感が出て気になって仕方ない(笑)やっぱり遥かシリーズはそれぞれのキャラのドラマを大切にしてこそここまで続いて来たのだと言うことを今作で改めて思いました。
劇場版 遙かなる時空の中で 舞一夜(豪華版) [DVD]
近所に映画館がなく、時間もなく、一緒に観にいってくれる
アニメ好きの友もいないのでDVD化されるのを心待ちにしてました!
映像が綺麗、音楽がいい、ストーリーも秀逸と話題どおりの内容で
買ってよかったとは思いましたが、私的難点を言えばあかねが変ってとこですか。
原作漫画を読み、ゲームをやって、アニメシリーズも観ているため、
ここにきて恋におちたからといってあんな弱々しくなるとは思いませんでした。
あげく序盤は可愛そうな怨霊を封印できないからと、自ら近づいていって危機に
陥ってしまうという今までの遙かではありえない神子らしからぬ行動もちょっと不満。
原作漫画でアクラムに恋をしていた序盤のころよりも無力さが目に付きました。
結局八葉に迷惑と心配をかけただけで何もできなかったのだから何も言えないでしょう。
ちょっと辛口から入ってしまいましたが、前述したように全体のストーリーが
いいのでその辺は気にならない人には気にならない程度のことだと思います。
私もそんな序盤ではありましたが、多季史の過去が分かってからとか
どうしてさまよわなければならなかったかの経緯が明かされる度に
引き込まれてくぎづけになりました。
ちょっと脇役ぎみにされていた八葉にもそれぞれの活躍場面と、
全員が揃っての活躍場面とがあって終盤にかけては目が離せないです。
特に泰明の陰陽術炸裂は格好いい!何度か出てくるので観て欲しいです。
豪華版の特典ディスクはアフレコ風景や舞台挨拶、インタビューと座談会という
しいていうなら裏ではこんなことが的な内容がてんこ盛りでした。
中でも貴重だったのはやはりアフレコ風景です。
全員というわけではなかったけれど声を充ててる瞬間を見ることができる映像は
あまりないので、声優さんだけでなく声優という仕事に興味がある人には必見だと思います。
遙かなる時空(とき)の中で5 2 (花とゆめCOMICS)
この巻では玄武と青龍の4人が目立っていますが朱雀と白虎が少な目と言った感じです(福地はちょこちょこ出ていますが)。
1巻にはなかった作者のおまけですが、今回はしっかり収録されていて描き下ろしチビキャラが再び見れてうれしかったです。柱の都&福地漫画も結構面白かったですし、話の補足になっているかと。
高杉とゆきの平行線も面白かったのですが青龍二人のやり取りも良かったかな。ゲーム知らないので何とも言えないのですが、アンドロイドと揶揄されていた瞬はそれなりに表情変化していると思います。
そういえば互いの出会いが最悪だったのは頼久&天真の青龍だった『1』だけど、玄武も結構悪い方?