以前のキーボード主体の軟弱なメロスピのイメージとは違い、今回はギターが結構攻めている。たまにハモるツインギターがいいアクセントになっている。新ボーカルもそれほどハイトーンではないがハリのある声質で安定感があります。楽曲、演奏共、平均点は軽くクリアしておりこの手のファンは楽しめると思いますよ。

原作が好きで持ってるんですが、アニメは数話しか観れなかったんですけど、１話観たしょっぱなから流れた二十面相登場シーンの曲で「サントラ出たら絶対買おう」って思ってました。やっと購入！
Disc１と２が対になった構成で、２枚目のボーナストラックの"Bonne Justice"Paul ELUARDの詩が美しい曲に仕上がってて、他のシャンソン歌手に歌もって欲しいなあと思うほど。
この歌はお風呂でも口ずさんでしまうほど気に入ってます。とても深い意味の詞(生きる意味や人間であることを考えてしまうというか･･･)なので、歌詞を意識するとなんだかジーンとしてしまうんですが、美しいメロディがついつい鼻歌になって･･･やみつきに。

深夜の編み物とか縫い物BGMに聴いてます(^^;)
ちょっとお値段高いですけど、買って良かったです♪

本編の主人公である美甘千津子が二十面相や、その仲間達と共に過ごす期間が６話までなのですが、
この６話までの話が全編中でとても面白く感じた。まさに傑作とはこのことだと言えるほどのアニメだった。

ただ、それ以降は面白くなくはないが全体的に暗いシーン（良く言えばシリアスなのだろうけど）
が多くなり個人的に微妙に感じた。

しかし、序盤の印象があまりにも大きいので最後まで飽きずに見れるといった印象です。

受ける印象は人それぞれですが６話までを楽しんで観れたのなら、それ以降も問題なく楽しめると思うので是非見てもらいたいアニメです。