クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶシネマランド カチンコガチンコ大活劇!
過去に放映された10作品以上の映画の作品の中に入って遊べるゲーム。 好きな作品を選ぶ→簡単なあらすじを読む(やや退屈)→プレイ開始(1〜2ステージ程度)という流れ。 ステージによってはボスもいなく、すぐ終わってしまうものもあります。 ステージではいつでもサルやカエルやアクション仮面にコスプレ可能。 コスプレに応じて能力が変わります。 アイテム回収や敵を倒したりするお助けキャラとして野原一家が登場。 各ステージに隠されたフィルム集め(回収後に映画のワンシーン画像が見れます)、ミニゲーム、オマケ要素などがたくさんあります。 しかし、それでもボリューム感がありません。 難易度が低く、各ステージの短さが原因。 小さい子供向けな作品なので、アクションゲームに慣れた人にはかなり物足りないでしょう。 作品自体は丁寧に作られています。
映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲 [DVD]
この映画でしんのすけが[大人になりたいから]と言う台詞を言っています。
これにはかなり心を打たれました。
過去があるから、今があり、今があるから・今に生きているから大人になれる。
でも、過去に戻ってしまったら、築き上げた[今]がなくなってしまう。
そんな今の大切さを教えられる、シーンでした。
この映画はギャグとか本来の路線も入れていながら、伝えたいことをはっきりと
伝えている。そのどれもが、うなずけるもの。そういう名作だと思います。
これにはかなり心を打たれました。
過去があるから、今があり、今があるから・今に生きているから大人になれる。
でも、過去に戻ってしまったら、築き上げた[今]がなくなってしまう。
そんな今の大切さを教えられる、シーンでした。
この映画はギャグとか本来の路線も入れていながら、伝えたいことをはっきりと
伝えている。そのどれもが、うなずけるもの。そういう名作だと思います。
映画 クレヨンしんちゃん ガチンコ! 逆襲のロボとーちゃん [Blu-ray]
広告段階では「感動」を前面に押し出したポスターや、個人的にあまり好きではない芸能人のプッシュ等があり、
それを理由に劇場には観に行っていませんでした。
今では本当に後悔しています。結論から言えば、今回の「ロボとーちゃん」は傑作でした。
最近はクレしん映画も過去の面白さを取り戻しつつあり、前作のB級グルメで勢いを復活させたと確信していたのですが、
まさか今回ここまでのものを作り上げてくるとは思いもよりませんでした。
子供向けのロボットモノとみせかけて実はSFであり、そうかと思えばやはり「クレしん」なんだなと思わせてくれる。
今回も大テーマは家族愛。その中でも特に、父と子の物語です。
ロボとしての活躍、父としての活躍、そしてしんのすけへのひろしの愛情。
カッコいい父親、かっこ悪い父親。
某評論でも語られていましたが、父親というのは母親と違ってなろうと思わなければなれない難しい存在ですから、この作品で描かれる様々な「父」の姿に考えさせられます。
いままでもクレしんでは家族愛は大きなテーマとして語られてきましたが、ここまで「父親」に焦点が当てられた作品はこれが初めてだと思います。
そしてもう一つ。ひろしのアイデンティティーの物語であるともいえます。
序盤のひろし、そしてロボとーちゃんの「2つのひろし」の存在により、父親の存在意義とか、そういう哲学的なテーマにすら踏み込んでいると感じました。
特に人格とは何か、思考や心とは何か、みたいなテーマは古くからSFに登場するもので、この作品では上手く扱われていたと思います。
「涙を流すことができないロボット」という設定や序盤の確執みたいなのも、ベタで王道ながら非常に上手く演出に使われており、見ている側の胸を打つシーン作りが上手いなぁと感じました。
自分が何者であるかという大きな揺らぎを越えた先に、やはり自分はしんのすけの父親なんだと再確認する流れは本当に最高です。
また、ロボとーちゃんの物語が主観視点から始まり主観視点に終わるというのも演出として大変効果的になっていると思います。
最後の決闘シーンは、ギャグにしか見えないひろしの必死な表情と相手の対比に嗚咽を堪える程ボロボロに泣かされました。
ここまで小難しい解釈みたいなのを書きましたが、別にそんなこと考えずとも面白いのがクレしん映画です。
今回もギャグシーンは冴えわたっていました。
序盤の「最新型のドリル」に始まり、中島かずき色全開かつ、パロディも多分に含んだ一級品のギャグ。
それに加え冒頭で述べた通り、私は芸能人を作中に登場させるのがあまり好きではないのですが、今回のコロッケは最高の登場だったと思います。
あの場面であんな使われ方したらもう笑うしかないですよ!
今作は映画歴代で最も芸能人を上手に使った例なのではないでしょうか。
むしろロボ五木ひろしを出すためにロボをメインに据えたんじゃないかと思うほどの素晴らしいギャグシーンでした。
コロッケのほかに武井咲も出てきていますが、こちらも声優慣れしていない声を上手くキャスティングしていると思います。
総じて、1つの作品のなかでよくまとまっている傑作だと感じました。
なにより五木ひろしがツボなんですよね。ここだけでも星5ですよ実際(ただこの部分に関してはどうしても好き嫌いはハッキリあると思います)。
そういったギャグとシリアスのメリハリの付け方も非常に上手かった。
だからこそ、個人的にはオトナ帝国に並び立つ傑作だと思うんですよね。
観てない人には超超超超オススメ!観た人にも超超超超オススメな大傑作です!
以下ネタバレ多分に含みます。
しかしこの作品すごいですよね。
ロボという手段で、間接的ではありますが5歳の子供に「父親の死」というものを経験させるんですから。
主人公の周囲の人物が死ぬ、というのはブタのヒヅメのぶりぶりざえもん、戦国の又兵衛とありましたが、今回はほかならぬとーちゃんです。
ロボになったとはいえ、しんのすけは最初からひろしであると認識していましたし、さいごまでロボひろしも「ひろしである」という認識だったと思います。
どころか序盤にはしんのすけや防衛隊の命の恩人になったり、なんでもできる「理想の父親像」であり、「かっこいい父親」でした。
クレヨンしんちゃんで、ひろしが死ぬというタブーに真っ向から挑んだ意欲的な作品でここまでのものを作れたということに敬意を表したいです。
安易に「宇宙に去っていく」とか、「ひろしと合体する」とかいう手段をとらず、この作品の中で完璧な決着を付けるとすればあの終わり方しかなかったと思いますしね。
また、みさえの応援を考えるとすごく悩みます。
あれはみさえがロボひろしを受け入れた結果両者を応援した「あなた」だったのか。そうすると、ロボひろしはロボの自分を受け入れてくれた家族に満足し、生身ひろしに場所を譲った形になります。
一方、生身ひろしを応援した「あなた」だった場合、あの負けは、野原家に自分の居場所は無いと悟りそれを受け入れた故の敗北であることになり、とても悲しい結末ということになります。
そもそもロボひろし関連のシーンはことごとく「SF」なんですよね。同じことをテーマに攻殻機動隊を撮れるレベルに。
ここまで「残酷な話」をクレヨンしんちゃんでやって、そして好評を得ているというのが何よりすごいことだと思います。
それを理由に劇場には観に行っていませんでした。
今では本当に後悔しています。結論から言えば、今回の「ロボとーちゃん」は傑作でした。
最近はクレしん映画も過去の面白さを取り戻しつつあり、前作のB級グルメで勢いを復活させたと確信していたのですが、
まさか今回ここまでのものを作り上げてくるとは思いもよりませんでした。
子供向けのロボットモノとみせかけて実はSFであり、そうかと思えばやはり「クレしん」なんだなと思わせてくれる。
今回も大テーマは家族愛。その中でも特に、父と子の物語です。
ロボとしての活躍、父としての活躍、そしてしんのすけへのひろしの愛情。
カッコいい父親、かっこ悪い父親。
某評論でも語られていましたが、父親というのは母親と違ってなろうと思わなければなれない難しい存在ですから、この作品で描かれる様々な「父」の姿に考えさせられます。
いままでもクレしんでは家族愛は大きなテーマとして語られてきましたが、ここまで「父親」に焦点が当てられた作品はこれが初めてだと思います。
そしてもう一つ。ひろしのアイデンティティーの物語であるともいえます。
序盤のひろし、そしてロボとーちゃんの「2つのひろし」の存在により、父親の存在意義とか、そういう哲学的なテーマにすら踏み込んでいると感じました。
特に人格とは何か、思考や心とは何か、みたいなテーマは古くからSFに登場するもので、この作品では上手く扱われていたと思います。
「涙を流すことができないロボット」という設定や序盤の確執みたいなのも、ベタで王道ながら非常に上手く演出に使われており、見ている側の胸を打つシーン作りが上手いなぁと感じました。
自分が何者であるかという大きな揺らぎを越えた先に、やはり自分はしんのすけの父親なんだと再確認する流れは本当に最高です。
また、ロボとーちゃんの物語が主観視点から始まり主観視点に終わるというのも演出として大変効果的になっていると思います。
最後の決闘シーンは、ギャグにしか見えないひろしの必死な表情と相手の対比に嗚咽を堪える程ボロボロに泣かされました。
ここまで小難しい解釈みたいなのを書きましたが、別にそんなこと考えずとも面白いのがクレしん映画です。
今回もギャグシーンは冴えわたっていました。
序盤の「最新型のドリル」に始まり、中島かずき色全開かつ、パロディも多分に含んだ一級品のギャグ。
それに加え冒頭で述べた通り、私は芸能人を作中に登場させるのがあまり好きではないのですが、今回のコロッケは最高の登場だったと思います。
あの場面であんな使われ方したらもう笑うしかないですよ!
今作は映画歴代で最も芸能人を上手に使った例なのではないでしょうか。
むしろロボ五木ひろしを出すためにロボをメインに据えたんじゃないかと思うほどの素晴らしいギャグシーンでした。
コロッケのほかに武井咲も出てきていますが、こちらも声優慣れしていない声を上手くキャスティングしていると思います。
総じて、1つの作品のなかでよくまとまっている傑作だと感じました。
なにより五木ひろしがツボなんですよね。ここだけでも星5ですよ実際(ただこの部分に関してはどうしても好き嫌いはハッキリあると思います)。
そういったギャグとシリアスのメリハリの付け方も非常に上手かった。
だからこそ、個人的にはオトナ帝国に並び立つ傑作だと思うんですよね。
観てない人には超超超超オススメ!観た人にも超超超超オススメな大傑作です!
以下ネタバレ多分に含みます。
しかしこの作品すごいですよね。
ロボという手段で、間接的ではありますが5歳の子供に「父親の死」というものを経験させるんですから。
主人公の周囲の人物が死ぬ、というのはブタのヒヅメのぶりぶりざえもん、戦国の又兵衛とありましたが、今回はほかならぬとーちゃんです。
ロボになったとはいえ、しんのすけは最初からひろしであると認識していましたし、さいごまでロボひろしも「ひろしである」という認識だったと思います。
どころか序盤にはしんのすけや防衛隊の命の恩人になったり、なんでもできる「理想の父親像」であり、「かっこいい父親」でした。
クレヨンしんちゃんで、ひろしが死ぬというタブーに真っ向から挑んだ意欲的な作品でここまでのものを作れたということに敬意を表したいです。
安易に「宇宙に去っていく」とか、「ひろしと合体する」とかいう手段をとらず、この作品の中で完璧な決着を付けるとすればあの終わり方しかなかったと思いますしね。
また、みさえの応援を考えるとすごく悩みます。
あれはみさえがロボひろしを受け入れた結果両者を応援した「あなた」だったのか。そうすると、ロボひろしはロボの自分を受け入れてくれた家族に満足し、生身ひろしに場所を譲った形になります。
一方、生身ひろしを応援した「あなた」だった場合、あの負けは、野原家に自分の居場所は無いと悟りそれを受け入れた故の敗北であることになり、とても悲しい結末ということになります。
そもそもロボひろし関連のシーンはことごとく「SF」なんですよね。同じことをテーマに攻殻機動隊を撮れるレベルに。
ここまで「残酷な話」をクレヨンしんちゃんでやって、そして好評を得ているというのが何よりすごいことだと思います。
映画・クレヨンしんちゃん「ヘンダーランドの大冒険」 [VHS]
馬鹿馬鹿しさ超・サクレツ、オカマ・超キョーレツの
本作品、やっと、やっとDVD出ましたね。うれしいです。
アホ極まりない熱いバトル、ひろしもみさえも
一般人(?)パワー全開で挑む勝負は見物です。
笑いが人のビタミンと言うならば、本作品はかなり優秀です。
どうか「クレしんは見せたくない」などとおっしゃらず
是非是非ご覧になって楽しんで頂きたいと思います。
横っ腹がつれる事、請け合いです。
本作品、やっと、やっとDVD出ましたね。うれしいです。
アホ極まりない熱いバトル、ひろしもみさえも
一般人(?)パワー全開で挑む勝負は見物です。
笑いが人のビタミンと言うならば、本作品はかなり優秀です。
どうか「クレしんは見せたくない」などとおっしゃらず
是非是非ご覧になって楽しんで頂きたいと思います。
横っ腹がつれる事、請け合いです。