APC RS 550電源バックアップ(500VA) BR550G-JP
PC 用には同じ APC の RS900/RS1200 を使っていますが(30インチ/20.1インチのデュアルモニタでかなり電力を喰うので)、RS550 を 2 台使って、HDD レコーダや NAS(ReadyNAS Pro/SS-439Pro/TS-209II/TS-459ProII/TimeCapsule)を接続しています。
守るべきは NAS なので電源管理は NAS にやらせていますが、計画停電のような長時間の停電の場合には NAS 以外の機器がバッテリー残量を食いつぶしてしまうので NAS 以外は取り外しておかないとなりませんが、通常の落雷やブレーカー断のような短時間の停電であれば HDD レコーダなどへのダメージを無くすことが出来るので重宝します。
あとはこの世代のモデルから、PowerShute を使用しなくても beep 音をミュートできるようになったことが地味に大きいですね。
Odessey & Oracle
「2人のシーズン」というヒット曲の故に多分今後も繰り返しコマーシャルで使われ、その度に再評価されるという極めて珍しいポジションを占めることになったゾンビーズ。コリン・ブランストーンとロッド・アージェントがいた時から注目し続けていた私だけに複雑な気持ちですがまあ素直に嬉しいですね。ビートルズのサージャントもどきというアルバムはこの世に沢山出ました。ストーンズもホリーズもフランク・ザッパもビーチ・ボーイズも作りました。その路線ともいえるこの「オデッセイ・アンド・オラクル」はそれぞれのファンの方には悪いですが一番いい出来かも知れません。ポップでありかつ曲の構成に深みがあって、残念ながらそれほどの評価を当時得られなかったのが残念です。
ザ・ゾンビーズ オデッセイ&オラクル40周年コンサート [DVD]
この「国内盤」の発売元がMSIとは知らずに…。
60〜70年代の英米ロックが好きな方ならご存知かと思うが、MSIは直輸入盤に帯とライナーを付けて「国内盤」として
流通させているレコード会社である。別にインチキなどではなく、知る人ぞ知るマイナーバンドの作品や小レーベルから
ひっそりとリリースされていた貴重な内容の編集盤などを街のレコードショップで容易に買えるようにしたわけで、その
功績は小さくない。私も学生の頃などは作品のデータ欲しさに敢えて高価なMSI盤を買ってライナーで勉強させてもら
ったりもした。
しかしこれは、今のネット時代においてはなかなか厳しい。情報も商品も、自宅に居ながらいくらでも入手できてしまう
のだから。しかもこれはDVDであり、その内容も単なるライヴではなくメモリアルなイベントである。だからメンバーがス
テージ上で観客に向けてよく喋る。しかし上記のような仕様の「国内盤」なので、当然字幕は出ない…これは厳しい。
いよいよ伝説の「オデッセイ」再現が始まるぞ、という期待を盛り上げるアル・クーパーによる長いスピーチの和訳くらい
は、せめてライナーに掲載するべきだった(そのライナーもCDサイズ…これくらいトールケースサイズにしろよ!)。
内容は素晴らしい。
何よりもブランストーンの声がよく出ているのには驚く(以前見た20年くらい前のステージ映像では結構キツかったのだ
が)。高音部はさすがに少し辛そうだが、そこも誤魔化さずに丁寧に歌ってこちらを納得させてくれる。他のメンバーもほ
ぼ現役なのでバッチリ。破綻はない。
おまけに名盤「一年間」の曲まで弦をバックにオリジナルに準じたアレンジで披露されるというサービスぶりである。
発売時にはバンドはすでに解散という悲劇のアルバムがこうしてメンバーの手で再現されるのだからさぞ感慨深かった
ろうが、当事者たちは楽しみつつも意外に普通に演奏している。
それだけみんな大人になったということだろうか。
内容だけなら満点だったが、このあんまりな仕様で2点マイナス。私はまだ十分に大人ではないのだ。
Singles A's & B's
ビートルズ全盛の時代に同じくしてイギリスから登場。
他のビート・グループにはない独特のサウンドで成功した。
このアルバムにはシングル・レコードでリリースされた、
全てのA面、B面の曲が網羅されている。
当時はモノラルが主流だったこともあり収録は全てモノラル。
ステレオ盤と聴き比べるとステレオ盤の方が良い曲もある。
それが☆1つマイナスの理由。
でも、うまくまとまっているからお買い得感はある。