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エッセンシャル・ケニー・ロギンス
「フットルース」「トップガン」「オーバーザトップ」「ワン・ファイン・デイ」と一般的にはサントラの曲のイメージが強いですが、ロギンスアンドメッシーナ時代等の70年代の代表曲から後期の大傑作「Leap Of Faith」の曲まで彼の魅力を年代順に堪能できるお買い得盤。
輸入盤に収録のスティーブペリーとの競演作がカットされているのは残念。
この入門編の次は、名曲「Sweet Reunion」を含む「Leap Of Faith」も聴いてみて下さい。
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Yesterday, Today, Tomorrow the Greatest Hits of Kenny Loggins
ケニー・ロギンスといえば、どうしてもマクドのCMでヘビーローテーションだった、
Footloose ってことになっちゃってますが、
ジャーニーのスティーヴ・ペリーとのデュエット、
サンライズ・パーティー Don't Fight It も実にかっこいい名曲なんですね。
ところが、80’sコンピでもまったくお目にかかれないんです。
そこで、ケニー・ロギンスかスティーヴ・ペリーのベスト盤で手に入れることになります。
やっぱ、この曲はケニー・ロギンスがメインではないかということで、
このベスト盤を購入しました。
Fight It の部分が「パーティ!!」と聞こえるので、この邦題になったのでしょうか。
80年代全盛期のロック・シンガーふたりの掛け合いが実に見事な傑作です!!
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フラッシュダンス & フットルース パック [DVD]
フラッシュダンス & フットルース の素晴らしい作品が2作セットでなんて
まるで夢の競演?共演のようです!
これはもう買うっきゃないでしょう。どちらの作品も見ていたら踊りだしてしまいそう。音楽もヒット曲のオンパレードです。
青春時代を思い出してしまいました。
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プレイリスト:ヴェリー・ベスト・オブ・ケニー・ロギンス
KENNY LOGGINS 『Playlist』(2012)
最もコマーシャリズムな時期だったといえる 1979年〜1988年の10年。この編集盤はその時期にスポットを当てたものとして、案外めずらしいものではないだろうか?
ポップなヒット曲を放つようになってからは、サウンドトラック絡みにより一般的な人気も定着となったのは周知のところで、KENNY LOGGINSというアーティストに最も親近感のある時期でもある。
大ヒット曲「Footloose」「Danger Zone」はコンピレーション盤の常連だし、それ以外にもヒットチャートを賑わした曲、大ヒットへのポテンシャルを秘めている曲など、R&R色の濃いポップナンバーだけをこうして集中して収めると爽快ですらある。
このシリーズ、以前は薄っぺらい紙ケース入りのチープなものだったが、最近変わったのかしっかりとジュエルケース入りで10ページ以上の写真やちょっとした解説付の丁寧な編集盤となっている。
音質面でも全てリマスターサウンドで編集されているだけではなく、それぞれバランスの良いレベルで統一している点にも好感が持てた。
リーズナブルでもあり、ぜひおすすめできるBest盤。
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フットルース [DVD]
監督のハーバート・ロスは、隠れた名作の『ペニーズ・フロム・ヘブン』(1981)でも、音楽と映像の見事なコラボレーションを見せていたが、この作品の映像は見事の一語に尽きる。
とくに素晴らしいのが、ケヴィン・ベーコンが工場で踊りまくる場面(おそらく映画史上もっともダイナミックなダンスシーンであろう)と最後のパーティー場面。それぞれの場面で「抑圧」と「解放」をダンスで演じきったベーコンも特筆に価するが、ドリーやパンを多用し激しい内面を映像化した前者と、カメラを固定し編集だけでダイナミズムを表現した後者、対比して見るとロスの映像的感性の素晴らしさがよく分かる。この監督は、やはり只者ではない。