R.O.D 1―Read or dream (ヤングジャンプコミックス)
TV版、OVAでR.O.Dという作品ハマり、
続いて小説版、本書と読み進めてきましたが、
紙姉妹というキャラが好きな方には本書はオススメです。
TV版以前(?)の彼女たち(紙姉妹探偵社)の生活はやはり本とは
切っても切れないもので楽しく読ませて頂きました。
少女マンガのような作風で描かれているのも良いです。
ミシェールねえさま、マギーちゃん、アニタ、皆んなとてもかわいいです!
R.O.D 2―Read or dream (ヤングジャンプコミックス)
ちょっと乗り切れないところはあるけれど・・・
アニタのハッスルや家族3人のオバカップりがまだまだ全開です。
ねーちゃん腰が。。。。(笑)
「本当の学力」は作文で劇的に伸びる
皆さんのレビューを読んでよくよく考えました。この本は読むべきか否か。結論。一度は読んでみたら? これが私の意見です。
私は小学校で国語を指導しています。この本の「劇的に伸びる」というフレーズに惹かれ、「うそぉ」と思いつつも購入してしまいました。(多分皆さんもそうでしょう?)
読み出してすぐ、この本は肝心なことは書いてないな、と思ったし、筆者の塾に入れという宣伝なんじゃないか、とあまりの自画自賛に呆れてしまった部分もありました。また、「現場の教師は作文指導をしていない」という筆者の考えには「していないと思われて仕方ない面もあるけど。指導はしてるのになぁ」と納得しつつも反発を覚えました。
しかし、参考になった部分もあります。ちょうど購入当時3年生担任でしたので、すぐ「実験」してみました。(指導していないと言われたのが悔しかったので、筆者の塾に行かなくたって表現力ぐらい向上させてみせる、と意気込んだわけです)日記の宿題に、自分の家の机周りを描写してくるようにさせたりして。それまで作文が大嫌いだった子ども達が、次々に面白がって作文を書いてくるようになり、1年後には一瞬の動きをとらえつつ、楽しく読める作文を書く子が何人かでてくるほどになりました。
つまりこの本は、作文を書こうとする意欲をかき立てるのは確かに「劇的」だと言えると思います。でも、「作文を書く」=「学力の向上」ではなく、作文を書くことが好きになり、常に作文の材料を自主的に探すようになれば「ネタを探すため物事を観察する力」や「他人をどう納得させようかと考える力」が付いてくる。ということではないでしょうか。
当たり前のことを言ってるだけ、と受け取るか、作文は無意識に書くのではなくはっきりと目的意識をもって書かなければということに気付かせてくれる、などと好意的に取るか。その差です。作文指導は十分できていると自負される方や、高校以上の入試に必要な学力を付けるためとお考えの方には、全然必要ないと思います。