MANISH BEST~Escalation~
MANISHという名前を聞けば、その世代なら「なつかしー」と大半の人が思うだろう。ZARDやWANDS程のインパクトが無かったから尚更そうさせるのかもしれない。MANISHと言えば、キーボード×ギター×ボーカルという変則的な二人組のデュオというのがインパクトがあった。また二人とも黒のロングヘアーだという記憶も残っている。
思えば、MANISHが活躍していた頃は織田哲郎プロデュースの元に猛威を振るっていた「ビーイングブーム」とぴったり合致する。ご多分にもれづ、MANISHもまた織田・栗林・川島だりあ等の「ビーイング御用達」の作家陣に囲まれていた。やはり特有のシンセ系を主体とした曲だけに軽さが否めないが、上記作家陣が作るメロディーの素晴らしさは流石だ。
上記以外にもDEEN・ZEEG等軒並み上位にチャートインしながらMANISHは大半が10位代に留まっていたある意味稀有な存在だった。やはり上記のロック系のアーティストに比べ同じビーイング系でもインパクトが足りなかったのかもしれない。或いは女性デュオと言う事で女性ファン層を開拓できなかったのか?
しかし裏腹に例えば活動期間は93-96まで結構長かったのだ。爆発ヒットは無かったが好きな人はとことん好きだった歌手なのかもしれない。また、それを裏付けるように曲調も初期ー末期と一貫した雰囲気だったのもそうさせたのかもしれない。とにかく楽曲的な素晴らしさは上記アーティストにけして引けを取らない。
※MANISHデータ
ビーイングブームに乗る形で誕生した唯一の女性デュオ。キーボードを主体としたポップス系ソングに重きを置いた。活動期間1993-96多くの曲がチャート10-20代だったが、「もう誰も気にしない」5位、「煌く瞬間」6位等のスマッシュヒットも生んだ。二人組みでありながらボーカル×コーラス×ギター×キーボードという異色の構成も魅力的だった。
SINGLES+1
私が大学生学部時代によく聴いていたのがDENNの曲だった。とある場所で彼らの曲が流れているのを聴き、早速このアルバムを購入した。デビューシングルである「このまま君だけを奪い去りたい」もいいが、個人的には、「永遠をあずけてくれ」と「Love Forever」がお気に入りですね。特に後者は切ない歌詞ですね。「おもいきり笑っている僕はいてももう君はいない」という歌詞は本当に切ないですが、未来に向かう力強さを内に秘めているような印象も受けます。東野純直の「君とピアノと」と福山雅治の「It's Only Love」と併せて聴くといいかもしれません。最近のDEENの曲はよく知らないのですが、このアルバムは彼らの優れた曲が満載だと思う。私と同じように学生時代に彼らの曲を聴いた人は思わずその「懐かしさ」に浸るのではないでしょうか。お薦めしたいアルバムの一枚です。是非お聴き下さい!
Believin’ Myself
ビーイングの重鎮である川島だりあさんが「川島だりあ」名義で初めて作成したアルバムです。
明るく爽やかでノリのいいポップスの目白押しで、完成度はとても高いです。
当然と言えば当然ですが、バンドであるFEEL SO BADよりもだりあさんのボーカルがより前面に出ています。
「Feel so good」「Shiny day」「Hangin' on your gun!」など、
ポップスにしては少々ハードな雰囲気の良曲が目白押しです。
LEGEND OF 90’s J-ROCK BEST LIVE & CLIPS [DVD]
栗林誠一郎目的で購入しました。「Good-bye to you」は初めて観ることができたので良かったです。(ただ予想通りビジュアルはほとんど映りませんが・・・) そして「君がいない」はライブバージョンなのですが一部以前作成したと思われるPVをかぶせているような編集がありこれも意外なもので良かったです。しかしDVD全体の内容で考えるとTVオンエアバージョンはいかにも中途半端で不満が残りました。DEENやWANDS、T−BOLANなどはそれぞれヒットしたグループなのだから単発で売っても良かったのではないでしょうか。そして前述のグループを割いた時間はPVのフルコーラスバージョンにした方が各アーティストのファンには満足出来る内容になったのではないかと思います。個人的には栗林誠一郎のライブ(「Rest of My Life」「No Pose」「Frosted Glass」)DVDをリリースしてもらいたいと思います。(商売的には成り立たないでしょうが・・) 大幸さんお願いします!あと呼び戻して活動再開させてください!
THE BEST “eternity”
Mi-Keから唯一歌手として残った、
宇徳敬子の初のベストアルバムである。
基本的に、選曲の主体が
シングルよりもアルバム曲からの収録曲が多く、
全アルバムを手に入れたわけではない私も、
初めての曲がいくつかあった。
若干のアレンジ変更や、ボーカルの録り直し(アウトテイクか?)を
使用している曲もあり、個人的には「ちょっとの違い」を
発見するのが好きな私は満足できた。
しかし、個人的にも、ぜひ収録してほしいシングル曲が、
収録されていなかったり、
価格的にも、もう少し下げて発売しても
よかったのではないかという部分で、
ちょっと不満は残る。
現在、コーラスやライブなど、
精力的な彼女のとりあえず(?)の区切りなので、
次のステップを楽しみにする意味でも、
評価は90点としましょ♪