ロリータ
とにかく、一曲目から良い。
映画を観ていない人は「観たい!」という気持ちになるだろうし、観た人はもう一度観たくなる、そんな曲で始まる。
全ての曲が、懐かしい雰囲気を持っており、映画のシーンをリアルに思い浮かべることさえ出来る。
『耳で聴く映画』と言っても過言ではない。
特に7曲目は映画の中でドロレス(ドミニク・スウェイン)が、可愛いダンスを披露する時に流れる曲でオススメ♪
是非あなたの耳で確かめて頂きたい。
Capitol Collectors Series: Louis Prima
たまに書店のレジ横とかで、このアルバムの品の悪い製品が
安くで売られていたりするので、要注意ですよ!!
やたら音飛びしたりします。
正規盤もこの値段ですから、こちらでどうぞ!!
ベストの模範・見本のようなアルバムです。
この時期の代表曲はきちんとフォローされて
いるし、なにより曲数が多い!!
嬉しいですね!!
ルイの音楽は基本、10年で一スタイル、という
感じで変化して行くので、あまり同じ時期を
手当たり次第に聴かずに、二枚くらいづつ
入手するのが妥当な気がします。
これいぜんはオーケストラ中心の歌もの、
さらに前ならいわゆるビッグ・バンドスタイル、
最初期がタイトなシカゴ・スタイルのスイングジャズ、
という感じです。
この後のお嫁さん、ギア・マイオーンとのアルバムも
良いです。音の悪いアナログで出たライブが、異常に
テンション高くて聴きものなので、一度聴いてほしい!!
末期は、若いバンドメンバーにアルバム作りを
まかせ、さすがに五つ星とはいかない内容ですが、
ルイはそれでも、歌のテンションだけは最後まで
下げなかった、心底からのエンターテイナーでした!!
どの時期も結局お薦め!!