リヴァトン館 上巻 (RHブックス・プラス)
老女が、自分がメイドをしていた館で起こり、目撃してしまった悲劇を語りはじめる、映画タイタニックのようなスタート。
イギリスの暗い歴史ものや、プライドと偏見のようにゆったりした物語が好きな私は楽しめました。
サスペンスではあるけれど、下巻の中ほどまで行かないと、サスペンス感は出てこないかも。
タイタニックと同じで、起こってしまった悲劇は変えられないけれど、初めのころに生じた『誤解』を、なぜといておくことができなかったのかもどかしくなった。
ストーリー以外では、メイドと主の主従という立場の違いを、とてもよく描いている。
同い年くらいの女の子同士でも、主人からの質問や命令に対して、『はい、お嬢様』か『いいえ、お嬢様』程度しか答えることができない(許されていない
)感覚が、現代っ子の私にはとても違和感がある。良い意味で。
とてもとても正直で、自分の人生をなげうって仕えた主人公のメイドが、数奇な血筋の運命に組み込まれていくさまが、ずっしりと心に残る作品でした。
Dr.HOUSE/ドクター・ハウス シーズン4 バリューパック [DVD]
このシーズンから新しいチームメートが入ってきました。
シーズン3までのキャメロン/フォアマン/チェイス/ハウスという4名構成のチームは取りあえず、前回で一度終わりを迎えました。
で、ここからが面白いのが新しい登場人物の選択の方法と、人物/性格です。
カディがプレッシャーを与え続けてようやく妥協(前のメンバーのわだかまりみたいな感触を消した?)して総勢40名位からスタートしたメンバー選考試験。
ここでやはり選考基準に含まれているのは当然その性格と、実力なんだろうけどそこはやはりハウスらしいひねりが随所に含まれていれるので非常に愉快で面白かった。
自分はシーズン1からずっと見続けていたがこのシーズンからハウスシリーズの後半がスタートしたと思っている。
気分はフルハウス (扶桑社ミステリー)
本書はスティッフィー・ホールというペンネームで発表されたロマンスです。
日本ではサンリオからシルキー・ロマンス#92あなたに夢中として出ました。
(ちなみに日本で彼女のロマンス作品は
もう1作品あって、同じくシルキーロマンス#70恋のルールです。)
ステファニー・プラム・シリーズのファンにとっては
がっくりくる作品かもしれませんが
イヴァノヴィッチのファンには彼女の違う一面が見れる
貴重な作品かもしれません。
Dr.HOUSE/ドクター・ハウス シーズン1 バリューパック [DVD]
ストーリーについてはネタバレ防止のため割愛しますが、二層なのでDVDとしてはこれ以上コンパクトにするのは限界だと思います。ブルーレイにすればもっとコンパクトになるでしょうが値段が高騰するでしょうしね、、、。画質も充分鑑賞に耐えうるものだし、値段を考えれば満足しています。
半額だったのも高ポイントでした。