ベスト・オブ・デッド・オア・アライヴ
まず、昨年輸入盤発売時に一部で物議を醸した収録バージョン・音質・ピッチについて。輸入盤と日本盤からwavファイルを作成し位相の差分を取ったところ、最初から最後まで無音のファイルが出来上がりました。つまり、収録内容は完全に同一ということです。
Sony Music Japan (SMJ)がしたことは歌詞対訳解説のインサートブックレットと帯のみ追加、だけということになります。写真の追加や収録バージョンの是正を期待して今回購入した方々は、かなりがっかりしたことでしょう。
思えば、2005年の12インチコレクション、2009年の紙ジャケ企画と、SMJ独自企画は2度も中止しています。大人の事情で現在のSMJに出来ることは、極めて限られているのでしょう。今後もリリースがあるとしたら、UK主導になると思います。
ともあれ、昨年のこのベスト発表以降、海外ではEvolutionのダウンロード販売が中止され、SonyUKからは1st・3rd・4thアルバムのお買い得BoxセットOriginal Album Classicsが来月発売予定と、権利移動や旧譜の販促かもしれない動きが見られます。
考えすぎとは思いつつ、これらがすべて、未CD化音源発売等の目玉企画に繋がれば・・・と一縷の望みを抱かずにはいられません。
なお、私のものだけかもしれませんがトレイ下の紙は雑に入れたようで三日月シワが数カ所あり、CDレーベル面は輸入盤がちょっとリッチ感ある3色光沢仕上げなのに日本盤は貧相な2色マット仕上げと、逆にグレードダウンしています。私は内容の無追加・無変更よりもむしろこの点にがっかりしましたので、厳しく星2つ減点しました。
That's The Way I Like It: The Best Of Dead Or Alive
みなさんのコメントどおり、今回のDEAD OR ALIVE ベストは、
貴重なシングルテイク満載なのが素晴らしいです。
でもって、後半のロングバージョン4曲の収録がこれまた嬉しいんです!!
かつての名盤ベストEvolution には、ロングバージョン未収録。
一時期企画された12インチコレクションも発売中止になっていただけに、
ファン、80’sマニア待望の企画と言えるでしょう。
彼らの代名詞You Spin Me Round には、かっこいいPerformance Mix もありますが、
DISCO FINE BEST-EXTENDED PWL and Euro HITS
にも収録されていたこのMurder Mix が最高にノリノリなんです!!
DEAD OR ALIVE 5 マスターガイド
全キャラの立ち回りが
詳しく網羅されてます。
ですが場面場面の
写真はすべて
小さめで(技のインパクトの瞬間)文字やコマンド
入力ばかりだから
攻略本を楽しんで
読みたい方には
向きません。
所謂、教科書みたい
なので。
詳しいキャラ紹介や
写真、など
ニヤニヤできる
要素は皆無です。
そのかわり
Wikiなどが充実する前に
優秀な本が手に入るので
スタートダッシュで
まわりに差を
つけるのに
うってつけかも。
強くならなくて良い!
っていう、
女性キャラのビジュアル
重視な方はもうひとつの
違う方買った方が
いいですね。
強くなりたいなら
これで正解でした。
エヴォリューションDVD
なんでもっと早く気が付かなかったんだろう・・・DVDが出てたなんて・・・。もう~うれしくなっちゃいました。マハラジャ世代にはたまらないです。私はビデオクリップ14曲だけでも充分満足しちゃいました。「TURN AROUND AND COUNT 2 TEN」は12inchバージョン。「YOU SPIN ME ROUND 2003」では益々の獣ぶり・・・どうした、そのタラコ唇。でも素敵でした。欲を言うと、他の曲も2003バージョンあったらもっと楽しかったな。当時のDISCOKING&QUEENは必見です。
DEAD OR ALIVE 5 (通常版)
(格闘ゲーム上級者視点の感覚ではないですが。)
まず、導入として、
ぱっと触った感じ、思ったよりぜんぜん良い感じでした。キビキビとして気持ちよい感じです。
キャラのグラフィックに変化があって、どんな感じをうけるかなという楽しみと不安?もありましたが、良い意味で同じでした。
安心! だけど実際は変化(まずはビジュアルとして)はあるわけで、それがほどよく働いて、どこかで新鮮さも脳が感じ取っているのだとは思います。
なので、同じだけど(どこか新鮮?)という感じで、掴みとして、けっこう好印象で始められました。
実際にあたらしい技もふえていたりもするので、そっち方面からの新鮮さもほどよくブレンドされてきます(全然かわってしまったわけではない。というか基本はほぼ同じです)。
根本の部分としては、触っていて楽しめます。普通に考えるレベルでは、出来は全然良いと思います。
対人のバランスは、熱心に調整して製作されたようではありますが、自分のレベルでは、そこまでは分りかねますのでいったん割愛(対人、オンラインに関しては、下に後述)。
素人が遊ぶ上での、しかもちょっと個人的に感じたこととして、
(例:使用キャラかすみ)叩き付け技でバウンドさせて空中連撃、の部分が、バウンドしなくなった?のは、渋い対戦になったのか、もっと弄っていけばいろいろあるのか、判りませんが、ちょっとあれ?、と爽快感を削がれた部分w
ただ、かわりに出来ることが増えていたりもするので、もっと弄ってみないとわからない部分ではあります。
ただし、
なんとなく格闘ゲームを、DOAを(主にオフラインで)一人で楽しもうとした場合、もうちょっと遊べる要素はあってもいいのかなとは思いました。
ムービーが入るモードは、自分は普通にアーケードモードに組み込まれているほうが好みかもしれません。
DOA5では、ストーリーも兼ねたチュートリアルモードにのみムービー等が使われています。
今すぐには触りたくないキャラもさわっていかないとなりません。
ただ、条件課題はみたさなくても、倒しさえすればクリアはしていけるみたいです。
搭載されているモードは
アーケドっぽいモードやサバイバル、等ありますが、味付けエッセンス的なムービー等は(上記のようにチュートリアルモードにしか)入らないので、淡々とした感じになるのかもしれません。
難易度的にも、ノーマルの下のイージーでも、初めてさわるひとには難しいかもしれません。
その下のルーキーという難易度なら、慣れていなくてもプレイできる感じはしました。
この辺の難易度のネーミングせっていは、(普通の人には楽しんで欲しくないの?)というちょっとした感覚のずれを少々感じます。ただ、ネーミングの問題で、ルーキーを選べば、出来るとは思います。
その他、プリインストールされている衣装もすくないですね。
他を開放していってないので分らないので、かすみを例にあげると、
基本コスの色違いが3種と、普段着?ひとつ(これはけっこう良い感じ)と、自分は遅れて購入しましたが、初回生産分の水着コスがひとつ。あとは、まだわかりません。
今までは普通にあった制服等は、ダウンロード販売ですね(欲しいものだけ絞って購入すれば、そこまで高くはないですが)、それでも、プレイしていって、時々開放されていったりしたほうが、ゲームのアクセントとして単純には楽しい気がします。
ちょっと不満点?も上げたので、もういちど持ち上げなおすというわけではないですが、
個人的には、ゲームの感触、ビジュアル面、程よい変化、だけど同じ安心感、含めて、買ってよかった、と思えて楽しめてはいます。
あと、撮影機能。
COM対COMなどさせて(もしくはオンライン対戦のリプレイ)、途中ですきに停止、アングルや距離をグルグル好きに変えて画面保存できるので、かっこいい、や、エr・・ゴホッゴホッ・・世界でいちばんクールビューティーな画なども保存できるので、そのへんは、モデリング等をいろいろ見たいひとにもよいかもしれません。
ただ、保存したものは、画像データでなく、座標?等で保存されているのか、一つ一つ見直すのに、いちいちロードに時間がかかります。
また、オフでのCOMとの対戦で、自分で操作したキャラの画を撮れた方が、オフ専の人も楽しみやすかった気がします。
個人的には、その他普通にモデル(モーション)鑑賞モードみたいなものもも欲しかったかもしれません。
オンライン部分
普通のレベルでいえば、ラグなのはなく快適だと思います。あったとしても上級者じゃないと不満はないレベル?。自分は感じないぐらい普通に出来ます。
ただ、マッチングは時間がかかります。
プレイ人口などにもよるので仕方ない部分もありますが、スト4のような1対1の即終了な部屋立ての方ががよい気はしますが(サーバーシステム的な負担などはわかりませんが;)。
部屋立てとして、複数人入れる部屋を作って、そこで順番に対戦みたいな部屋は立てられます。
そこに入って、もしくは自分で作ってプレイすれば、相手がいなくて困ることはなくプレイできるかもしれません。
個人的には(自分は強くないですが)、ランクマッチで、気軽に1戦づつ出来るほうがよいです。
部屋にはいるとしばらくは?居ないとみたいな感じもありそうなので。
1戦ごとに手をやすめたり、しばらくテレビを見たり、だだーと次々に対戦したり、と好きに出来たほうがやりやすくはあります。
総合として
上にも書きましたが、個人的に、購入してよかった、触って楽しめる感じがある、よい出来なDOAだと思いました。
もうひとつ、もっと誰にでも、格闘ゲーム云々以前に、ゲームとしてもっと多くのひとに触ってもらいたい、という方向へアプローチや遊べる要素(へんなチンドン屋ゲームにはしてほしくはないですが)は、もっとあった方が良いかなとは思いました。
とはいえ次世代機、といってもPS3もこなれてきましたが、やはり進化したPS3クラスの画のDOAなのだな、という感じも個人的には楽しめています。
おまけ感想:
あとは、天狗とか3DS版にいた歴代ボス(今回は5なので歴代がいたらおかしいかもしれませんが)のような、ちょっと変り種じみたキャラが今のところいなくて(開放要素で少しはある?)、きれいなファイター同士の対戦すぎる感じは、贅沢な欲求として少し・・ぐらいでしょうかw。
それと、案外、汚れ、濡れ、汗、等の表現は、意識しないとほとんど視覚情報として入ってこない感じですね。
格闘に精一杯だと、そもそもそれどころではないですが、良く言えばわざとらしくうるさすぎる演出ではない、という感じでしょうか。
リプレイなどで見ていれば、しっかり汚れていますが、もうちょっと(ステージによってとか?)強い表現もあってもよかったのかな?
まあ、程よい感じでしょうか。