幸福の黄色いハンカチ デジタルリマスター [Blu-ray]
去年銀座までデジタルリマスター版観にいきました。これで何回観たのだろうか'ただスクリーンで観たのは生まれて初めてで、やはり映画は映画館で観るものなのだなぁと痛感いたしました。ラストのアレが スクリーンいっぱいにはためく映像はまたも涙でボヤけてしまいました。そして数ヶ月後今度はブルーレイでいつでもあの感動を味わえる、映画館とまではいかないまでも、液晶大画面テレビでも充分に美しい北海道の大自然を満喫できます!改めてこの作品のクオリティの高さを感じました。
5分でできるド定番モノマネ100―『音声学』で学ぶモノマネのコツ(ウケル技術)
この本はかなりヤバイです(笑)おもしろい!!「5分でできる…」のタイトルにつられて手に取りましたが、ホントか〜!?と半信半疑でした。でも、びっくり!ホントに5分で田村正和になってる。ちょっとオヤジっぽいけど、音声学で解説してくれているから思わず納得。表紙のイラストもカワイイです。「できる!ウケる!」の後に小さな「ハズ」が付いているのもイイ味だしてます。電車で読むのはお勧めしません。読んでいると、ついマネしたくなります(笑)
映画ドラえもん25周年 ドラえもん映画主題歌篇
ドラえもんを見て育った幼少時代・少年期の頃の懐かしい気持ちにさせてくれる名曲ばかりですね。
温かくて、そして、泣けます。
年を重ねてドラえもんから遠ざかっていた方々、ぜひ一度聴いてみてください!!込み上げてくるものが必ずありますよ。
特に「少年期」「わたしが不思議」は、かなりお薦めです。
大人になった今だからこそ心に響いてきます。
刑事物語 [DVD]
この作品は武田鉄矢さんの代表作であり、多くの熱烈なファンを抱え、DVD化をずっと望まれながらも、長らくDVD化されずにきました。
かく言う私も、某所でDVD化を希望してきました。念願叶ってついにDVD発売!
本当に嬉しいです。残りの4作も早く発売して欲しいですね。
武田鉄矢さん演じる片山は、一見冴えない中年男。
でも人情には熱い格好いい男。
そういう意味では、寅さんに似ているところがあるかもしれません。
しかし、寅さんと違う所は、片山は刑事であり、蟷螂拳を使う肉体派なのです。
武器は肉体とハンガー!木製ハンガーをヌンチャクとしてバッタバッタと悪を倒す。
もちろん、人情ドラマも見逃せません。
出演俳優陣も豪華で、今のドラマなどには無い何かを持った作品だと思います。
背中に哀愁を背負い、ED「唇をかみしめて」にのせて去っていく片山の姿は胸を熱くしてくれます。
今の夫婦道などの武田鉄矢さんしか知らない人は、是非、刑事物語の武田さんを見てみてください。
金八とも違う、熱い武田鉄矢が見れるはずです!
母に捧げるバラード (集英社文庫)
武田鉄矢が
自らの母親を主軸に回想した自叙伝。
戦後の混乱期から
高度成長期に至る激動の時代を
気丈に働き抜いた母イクしゃんと
劣等感に転がりながら
坂本龍馬とフォークソングと恋愛に
青春を捧げる末っ子鉄矢を
絶妙な構成で物語る。
いわゆる
最近の東京タワーやガバイばあちゃんブームの
先駆けになった作品でもある。
よく比較されるのが
ビートたけしの「たけしくん、ハイ!」
この2人、
親父が酒乱、貧乏、兄貴が秀才、末っ子と
共通項が多い事も興味深い。
このような境遇が
才能を開花させた原点なのかもしれないが、
現在では
あまり真似できない。
やはり時代の寵児なのか!?
興味は尽きない。
とにかく
読んでいて喜怒哀楽を湧出させる筆力が素晴らしく秀逸。
青春に戸惑う若者にも
是非、読んでもらいたい。