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ドビュッシー:ピアノのために 2005年のショパン・コンクールで優勝し、一躍世界的名声を得たポーランドのピアニスト、ラファウ・ブレハッチ(Rafal Blechacz 1985-)による2011年録音のアルバム。収録曲はドビュッシー(Claude Debussy 1862-1918)の「ピアノのために」「版画」「喜びの島」とシマノフスキ(Karol Szymanowski 1882-1937)の「前奏曲とフーガ 嬰ハ短調」「ピアノ・ソナタ第1番」。なお、国内盤ではドビュッシーの「月の光」がボーナス収録されている。

いずれもこのピアニストの新しいレパートリーであり、新鮮だ。シマノフスキはショパン以後では最重要と考えられるポーランドの作曲家であるが、聴かれる機会が多いとはいいがたい。それでも、最近では、ラトル、ブーレーズ、アンデルシェフスキ、アムランといったアーティストがこの作曲家を取り上げるようになり、私たちも比較的容易に、彼の作品に接することができるようになってきた。今回ブレハッチが取り上げた2曲は、シマノフスキが1905年までに作曲したもので、初期の作品ということになる。

私はこのピアニストの録音を数点聴いてきたけれども、今まで、若くして、どこか熟成した感じの、行間で語るような、独特の作品との距離感の保ち方が面白いと感じてきた。それで、例えば彼の弾くショパンから伝わる落ち着いた詩情が、どことなく大家のピアニズムのようにも思えた。

そういった意味で、今回のアルバムの方が、むしろ「若々しい」と形容したくなる膂力を感じる内容になっているのは、ちょっとした驚きだった。久しぶりの録音なので、自分なりに新しいアプローチのあり方を求めた結果かもしれないし、あるいは収録曲自体の性格が色濃く反映したためかもしれないけれど、興味深いことだ。冒頭に収録されている「ピアノのために」の第1曲など、ノンレガート気味の疾走感で、細やかに打鍵を紡ぐ様は、機械的とも言える印象で、きわめてシャープな切り口で駆り立てるようなヴィヴィッドさに満ちている。

全般にそのようにメカニカルで華やかな雰囲気が通じているのだけれど、しかし、このピアニストの特徴はそれだけではなくて、やはり情緒が必要な場所で、きちんと情緒を引き出すバランス感覚が秀でているのだ。それで、「版画」や「喜びの島」などもほぼ同じだけれど、卓越した技巧で、細分化したような精緻な音の文様をベースとしながらも、決して情感を圧殺することのない健やかな音楽性が保たれていて、音楽に生気が満ち、魅力的に鳴るのである。

シマノフスキの作品は、初期のもので、ロマン派的な情念を訴えながらも、中後期に通ずる神秘的な余韻を楽しむことができる。音楽としてはショパンやスクリャービンの若き頃の作風に通じるものがあるが、ブレハッチの歌い上げが情熱的で、ロマンティックに響く。珍しい楽曲に触れるとともに、ブレハッチの変化も感じ取れるアルバムで、今後はより積極的なレコーディングを望みたい。

英雄ポロネーズ~ピアノ・リサイタル 2005年度のショパンコンクールにおいてイムドンヒョクらを抑えてツィメルマン以来のポーランド人勝者となった彼だが、私は彼の演奏を2003年の浜松のコンクールで聞いた。繊細な表現でありながらオケに埋もれることのない見事な調和を生み出していた。このCDの選曲も彼の音にぴったりとマッチしたものですばらしいものである。是非お聞きください!
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