イントロデューシング・モリッシー [VHS]
「イントロデューシング・モリッシー」というタイトルから
モリッシーにとってザ・スミス解散後、ソロシンガーとして
確立したと自己紹介して見せている姿が見れる。
このビデオの見所はモリッシーならではのMCが見れるところだろう。
「次の曲は大ヒットしなかったボクザーズ」
「君達も僕と同じような人間だからわかると思うけど」と言って
曲につなぐところなど
他にはファンがステージに登りモリッシーに抱きつくところなど
たっぷり見れます
グレートロックシリーズ/スミス:モリッシー&マー全曲解説 (グレイト・ロック・シリーズ)
スミスの全アルバム、モリッシーのソロの曲を一曲一曲
詩のテーマ、サウンドの影響下にあるもの
レコーディング時のアレンジの説明、
曲によって巻き起こった騒動など詳しく書かれている。
特にモリッシーの詩が何処から来ているものなのかが
詳しく言及されている点は初めて知るものが多い。
ジョニー・マーのソロワークスに関しては
情報が少なく物足りない。
モリッシー・プレゼンツ・ザ・リターン・オブ・ザ・ニューヨーク・ドールズ [DVD]
看板ギタリストのジョニ-サンダースが既に他界しているにもかかわらず再結成ということで複雑な心境でしたが、全く問題ない仕上がりです。Voのデヴィット ヨハンセンはミック ジャガーやイギー ポップにも引けを取らない
体つきで30年前と変わらぬ声量でシャウトします。ギターのシルベイン シルベインも鋭いカッティングを曲の随所に散りばめます。よくストーンズを引き合いに出される彼らですが、大きな違いは(ストーンズがミックとキースの作曲に対し)曲を特定の誰かではなく、メンバーのそれぞれがパートナーになって作っていると言う点です。つまり、ジョニ-サンダースがいなくとも、ドールズはOKと言う事です。残念なのは、客のノリ。東京公演の方が、100倍マシ。70年代のドールズを知ってる人には御勧めです。(そうでない方は70年代の映像からはじめましょう)
フー・プット・ジ“M”イン・マンチェスター [DVD]
~このDVDの映像の一部を見た。会場が大きいというのはモリッシーにとってはあまり喜ばしくはないが、あの大きい会場が彼たった一人の為に恐ろしいほど揺れている映像が見られる。
モリッシーの声もパフォーマンスも素晴らしいが、内容は正直ツアー後半のほうが調子があがってきているような気もするが、そちらはアールズコートのCDで楽しんでもらうこととして、~~12年ぶりの凱旋マンチェスターの映像は一見の価値がある。アリーナでジャンプしまくるNEWファンやステージに登ろうと飛びかかるファンなどとにかく熱い。MCで気の利いたジョークを飛ばし、美しい声で歌うモリッシーの変な動きも「かっこいい」とすら思えてくる。
モリッシーは完全に復活した、しかし残念ながら2004年日本に訪れなかったモリッシー。
だが欧州~~、北欧、北米、南米と回る国が多すぎる為、イギリスでも都市単位で考えれば7年こない都市はざらである。考えてみれば数年置きにきてくれるという都市は数えるほどではないだろうか?
地元マンチェスターにおいては12年も凱旋がなかった。イギリスに住む人にとっては自分の土地に来なくても簡単に遠征できるから来てない感じがしなかったりするのだが。
そ~~こでこのDVDのもつ意味も大きい、正規ではイントロデューシングモリッシー以来である。
このDVDでは、年を取り優しさが増し大きくなったモリッシーが見られる。
しかしやはりモリッシーはモリッシーだ、そう思わせてもくれる。~
ブリッツ スペシャル・プライス [DVD]
主人公は あらくれ者の ひと癖ある刑事です。
ただ 正義に対する信念はまっすぐな 魅力的な男です。
ある日 一人の警察官が惨殺される事件が起きます。
それは始まりにすぎず 次々と警官が襲われます。
姿の見えない殺人鬼を追う刑事。
そして 殺人鬼の手は 刑事の身近に…。
というお話で ぐいぐい引っ張っていってくれます。
主人公とタッグを組むことになった刑事との関わりも良い。
合わないと思われた二人の 息が合っていく楽しさ。
バディムービーとしても秀逸です。
途中 気が沈む展開ですが ラストはスカッとした終わり方。
後味重視の私は☆プラスひとつさせていただきます。