図解入門ビジネス 最新ネット企業の新技術と戦略がよーくわかる本 (How‐nual Business Guide Book)
Yahoo, 楽天, Skypeなど、わりかし大きめかつ既存のネット企業のサービスや戦略をテーマごとにそれぞれ短くまとめた内容です。
日本のネット企業の鳥瞰にはなかなかよい本です。
内容は個人が作れるようなサイト(個人商店とか)のサービスや戦略ではなくて、既存のネット利用企業の世界的戦略や業界の分析が中心です。
よくある「ネット起業本」ではなくて「ネット企業本」。
ネットビジネス全体を見渡したい業界関係者や、就職・転職希望者などには適した本だと思います。
なぜ、あの会社だけが選ばれるのか?-成功し続ける会社がやっているたった3つの仕組み
ホンモノが少なくなっているいまこそ、ホンモノを広めたい。
著者の情熱が詰まった、実践の書。
小手先のWebサイト構築の本は数多あるけれど、サイトを作る前に考え抜かねばならない本質的なことを
ここまでシンプルに結晶化した著者の経験と努力は素晴らしいと思います。
事例としては大手通販会社が多いのですが、中小企業にとっても活用できることばかり。
特に第2章の内容は個人から大手までWebサイトを持っている、またはこれから作ろうとする人は必須。
読んで納得するのではなく、手を動かして実践することで相当の成果を手に入れられそうです。
本当に大事な成果とはお金だけでなく、関わる人みんなの満足感や生きがい。
大事なことをちゃんと大事にしていこうという、著者のメッセージを是非受け取ってください。
世界一わかりやすい通信販売業界の「しくみ」と「ながれ」
”世界一わかりやすいシリーズ”として3つのお約束を掲げている。
1.わかりやすい(図と文章が1対1)
2.使いやすい(官公庁・業界団体の基礎データを書籍とウェブに連動掲載)
3.楽しい(業界人をモデルにしたキャラが明かす本音の話)
本書は通信販売に特化した。個人的にはデフォルメした漫画キャラを挿絵にするよりも、顔にモザイクかけても良いのでリアルな現場の人達や作業風景を挿絵にしてもよかったんじゃないかという気がします。
本を開けると、倉庫のにおいがプンプンしてきてマスク着用しないと苦しいぐらいの切迫感も欲しかった。
ただ、出版当時の新しい情報や知識を読者に伝えようとしている努力はうかがえます。
用語に関しては、残念ながら説明が不足しているので、”レファモノ”としてもう一冊購入をおすすめいたします。