スカイラーク(紙ジャケット仕様)
アンバートン来日時の企画盤LP2枚からの再発。アンバートン自身の言葉を大切にする表現と、歌の伴奏はかくあるべきといった模範的な伴奏を楽しむことが出来る好演盤。Verseから歌い始めるYou'd be so nice to come home to、コンサートのエンディングで「投げキッス」付きで歌われていたIt's a pitty to say goodnight等選曲も秀逸。
実践M&Aハンドブック
M&Aアドバイザーのバイブルとも言える服部三部作(成長の戦略、マネジメント、最強の選択)を超える新作がついに出たのかと楽しみにしていたが、期待外れ。基本論点をただ広く薄く書かれた学生向けの教科書(おそらく一橋大学大学院の授業で使うものと推測される。)。LBO分析は服部氏の学術的な研究課題と思われ興味深いが、投資ファンドの人達を除き、普通のM&Aアドバイザーにとっては特段必要のない論点である。M&A実務に役立つ内容はほとんど無く、残念である。
THE3名様-追加注文編- (GAコミックス)
いい意味で何も変わってません。
今までの3名様の空気感そのままです。
唯一、毎話必ず端っこについていた人物紹介が
なくなっているのが残念なので☆-1つ。
ベルフラワー [DVD]
監督が実体験をもとに自身で主演して脚本・製作・編集して作った自主映画。きっと俺様映画であろうと想像しておりましたが、やはりアングラっぽさも漂うプライベートな映画でした。ただかなりメランコリックでセンチメンタルな映画ですので、ハマる人はハマるとは思うのですがストライクゾーンはかなり狭いのではないでしょうか?一見アクション満載のキレた映画に思えるのですが、実際はいろんな意味で甘い甘い映画で主人公はデリケートすぎる甘ちゃんだし、話の核となる友情物語もベタベタの甘さ。俺様映画によくあるどうしても編集で短く切れないというメリハリ感も甘い。でもこれぞ青春と共感できる人にはもしかして大切な一本になるかも知れません。何とコウロギ早食い!で知り合った女の子との奇妙で清清しく衝動的な恋が、彼女の浮気であっけなく破れた後の心の傷を、火炎放射器やマッドマックスカーやわざと変色させたり汚れをつけた映像で表現するというところが新しいところです。その初期衝動の描き方がなるほどいろんな賛辞が贈られているところなんでしょうけれども、汚れた大人の私にはそこもちょっと甘いなぁって感じではありました。また、わざと汚した映像でビデオ撮りに近いものですからブルーレイで見るよりもDVDで見ることをお勧めします。