赤箱2
DISCの容量は2,69GBですが、
圧縮されているのですべて展開するとそれ以上です。
私は「赤箱」を持ってないので前作との比較はできませんが、
全体的に種類が豊富で満足できるものだと思います。
ただ、デスクトップ時計が大きく、小型のノートパソコンにインストールすると
画面の1/4近くが埋まってしまいます。大きさ変更できませんでした。
ノートの人は時計、カレンダーを使わないほうがいいかもしれません。
あかべぇファンにはお勧めします。知らない人は控えましょう。
クトゥルフ神話TRPGリプレイ るるいえばーすでい (ログインテーブルトークRPGシリーズ)
クトゥルフTRPGのリプレイ第四巻。今回は『クトゥルフと帝國』の時代を描いた番外編(PCは基本同じ)が一本入っています。
だが、この番外編が過去最大級の大惨事を引き起こすなどとは思いもよりませんでした。
誕生日縛りで行われた第四シーズン。
探索者として非常に高い正気度を誇るさやかちゃんが遂に魔道書に手を出し呪文を習得する。学校で屍食経典儀を読む女子高生はそれだけで事件の中心っぽいのですが。そしてさやかのクトゥルフ神話は大幅にアップ。
第一話はさやかの誕生日(もちろんヨグ=ソトース様のお力は健在)に至る期間。人間をおぞましい姿へと変えるちょっとマイナーなグレートオールドワンの復活を阻みます。
第二話は舞台を昭和8年にし、男装の麗人探偵さやか、女学生の睦、長屋のご隠居辰巳翁、作家の書生佐々原が、怪しげな観世音菩薩像を崇めるカルト教団の宇宙的陰謀に挑む。るるいえ堂の誕生に係わる話。
実在の人物なども絡み、怪しげな時代を舞台に動くのが新鮮。
ただし、GMがそんな時代設定にハッスルしたのか、PCのダイス目が悪いのか、この話は結構な大ダメージを引き起こす。
第三話は二億円の辰巳邸で起きた殺人事件と、それが引き金となって発生する漂流教室な物語。誕生をテーマとする第四シーズン最終回は意外な存在の誕生に居合わせる事になる。
PCたちのダイス目が洒落にならないほど悪く、破滅の音が聴こえるリプレイ。
今回は三話ともマイナー級の邪神が関わっている。第三話は大物だけどマイナーな化身。
よくぞここまで続いたと思うが、さやか以外はかなり厳しい。特にステータスが永続的に強制低下する辰巳先生と、京の初期値まで正気度が下がった睦がヤバい。
破滅までこのキャンペーンは続くのであろうか。
なんか前巻から正気度に係わるイラストはあんまり無い。かわりにクリーチャーに気合が入っています。
戦国の忍び 司馬遼太郎・傑作短篇選 (PHP文庫)
この本の五篇の短編に出てくる忍者は、みな凄腕の達人ですが、少し悲しい。
○ 必要な時だけ雇われ、仕事がなくなれば去ってゆく
○ 立派な働きをしても、武士にはなれず、卑しい身分のままで差別され続け
○ 下忍の手取りは雀の涙で、いつまでたってもその日暮らし
○ 結婚もせず家族もない。年をとれば、仕事はなく、最後はのたれ死に同然。
○ 使い捨てられていく忍者。
なにか、現代の派遣社員とダブります。
しかし、この悲しい忍者たちですが魅力的です。
ただひたすらに運命に従い、忍術の限りをつくして
殺し、殺されてゆく凄腕の忍者たちは、悲しい運命を突き抜けた高みにいる
ようにさえ感じます。
司馬遼太郎が、新聞記者時代に書いた作品であり、新聞記者と忍者をダブらせて
書いたのだろうと解説にあります。特ダネをとっても名前が出ることはなく、
金銭的な見返りもほとんど無い新聞記者に忍者をダブらせているとのことです。
名誉にもお金にも縁が無く、自分の命さえ危険だが、将来のことなど考えず、
ひたすら今を生きていく忍者たちは、新聞記者であり派遣社員であるように感じます。
これら報われない仕事に就いている人たちの生は、悲しく見えるけど、
空しくはないことを淡々と説いているようにも思えました。
名作です。
セット布団 充実2組 20点セット (シングルサイズ) モカブラウン&モカブラウン
コメント欄にいろいろ書いてありましたが、来客用としては全く問題なかったです。 シーツなど細かい物もセットなので、ありがたかったです。
ただ、シーツなどの種類がたくさんありましたが、説明が少なかったのでちょっとだけなやみました。 その為、星4つにさせていただきました
南海キャンディーズ山里亮太責任編集 『はじめてのグラビア。』 YGA写真集 (ヨシモトブックス)
何気なく書店で手にとって見てみても最初はぱっとせずそっと元にあった場所に返そうと
思ったのですが、裏表紙をぱっと見てあっと思ったのです。
今まで私はグラビアといえばいやらしさが多く敬遠してきましたが、
裏表紙の彼女たちは健康的で素直な初恋の相手の感じであふれていました。
そのうちに中も見てみたいと購入したわけですが、本当に期待通りといった感じです。
特に鈴木那奈のページでは高校時代にクラスでみんなが付き合ってみたいと
口をそろえて言う女の子と二人きりになれたという緊張感と喜びが感じとれます。
本当にグラビアというものは個人の好みによるところが大きいと思いますが、
一度初心に戻るという意味でベストな一冊ではないでしょうか。