これなら十分 おすすめ度 ★★★★☆
ディズニーのゲームらしく、ストリーに従ったステージでとてもわかりやすい。子供が遊んでいるのを横取りして楽しめるミニゲームもふんだんにあります。アクションでありながらパズルや時間制限要素もおおく、面白い。よーいドンの競争は基本的な人間の行動要素なので、こうしたシンプルな場面も共感がもてる。とにかく、映画で楽しみ、NEMOのファンになって、ゲームで推敲する。いいパターンで家族みんなで遊んでいます。しかも、環境教育としてもつかますので、生き物を大切にしたり、人間のエゴを戒める会話も意図的にしています。
概要
2003年12月に劇場公開され、話題を呼んだ映画「ファインディング・ニモ」をアドベンチャーゲーム化したのが本タイトル。プレイヤーはニモの父親マーリンやニモ自身を操作して映画のストーリーを追いながら、パズルやなぞ解きを楽しむことができる。
ゲームは映画のストーリーに沿って12のステージに分かれており、ピクサー・アニメーション・スタジオ・フィルムが制作した美しいアニメーションを再現したゲーム画面を楽しみながら海中を冒険していく仕組み。
ホホジロザメのブルースから逃げるドキドキハラハラのシーンや、機雷を避けて泳ぐマリーンとドリーの緊張するシーンなど、アドベンチャーゲームでありながらアクションシーンがふんだんに盛り込んでおり、プレイしていて飽きることはない。
そのほか、ステージ中に用意された数々のミニゲームや、名場面を記録したギャラリーモードがプレイヤーを楽しませてくれるはずだ。ぜひ親子で一緒に楽しんでほしいタイトルのひとつである。(松本秀行)
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