ああっ女神さまっ 音楽編 Vol.1
いや~驚いたね!アニメや漫画を見てきた者としては、新感覚だった!なかなか良かった!っと、ここまでは感想。初めての人は、こんな恋愛、純愛をしてみては?本当に、好きな人に一途で、困ってたら励ましてくれる、などなど。忘れた初恋や、恋を思い出すのでは?内容は、オリジナルストーリーが一話入っています。画像なしの、音声だけです。キャラソンも入ってます。ま、聞いて損はないと思いますよ。(多分・・・損だったとしても、責任は一切、取りません!苦情などは、やめてください。)ま、最後は自分で聞いてみてください。
ああっ女神さまっ(47) (アフタヌーンKC)
・・・そう思うと感無量のものがあります。
長期連載で漫画家さんの絵柄が変化するのは、例えば鳥山明のように「完成された状態でデビューした作家」でもなければ必然と言えます。最近の画風は全体として書き込みの密度が下がり、キャラクターの顔ですら最小限の線で表現するスタイル。画力に自信の無い作家は説明的な描写でコマを埋め尽くさないと安心できませんし、主人公のルックスを魅力的に保つために持っている全ての表現技法を注ぎ込みます。
どの時点で、とは言いませんが、この作品を通して読む事によって、「省略の美」や「人物の魅力を壊さないデフォルメの限界」と言うものを作者が体得してきた歴史を感じることが出来ます。たぶん、ですが、各巻頭のカラーページを順番に見てゆくとぶつかる「これってミュシャっぽい?」と感じる所が一つのターニングポイントだったのでは無かったかと、個人的に思っています。
そうやって人物表現を簡略化する一方で、自己のルーツであるメカオタたる部分や、キャラクターデザインの仕事を通じて会得した紋様パターンなどに関しては妥協無くディティールを描き尽くす事で紙面にメリハリを生み出すのが、現在の藤島ワールドなのでしょう。
ストーリーに関しても、「オトナの事情」を抱えて連載を続けつつ、特定事象のインフレ(俗に言うドラゴンボール状態)に頼ることなく、次々と異なるテイストのエピソードを積み重ねてきた力量には本当に頭が下がります。
もはや残り尺が僅かとなったこの時点では「蛍一とベルダンディをどう結びつけるか」しかテーマは無いわけで、当然私も予定調和を想定しながらこの巻を手に取りましたが、それでも「えっ!そう来る?」と言う仕掛けが残してあったのには感嘆しました。
ネットでは満足した人はことさら意見を言おうとしないのに対して、不満のある人は口角泡を飛ばす勢いで文句を言うので、悪い評価が目立ってしまうのは仕方がありません。
でも、ここまで来て周囲の評判を理由に読まずに済ませることが出来るのだとしたら、その人にとっては初めからその程度の価値しか無かったと言うことでしょう。
この物語は、主人公である二人以外のキャラクター達に魅力があり過ぎる事が災いしているのかも知れません。
脇役にしろ伏線にしろ、必然性を持って盛り込んだのか「とりあえず」で置いて見ただけなのかは作者のみぞ知る世界ですが、あくまで「蛍一とベルダンディの物語」なのですから、下手にサイドストーリーを盛り込むことで軸線がぶれてしまうくらいなら、本編がこのまま終わって行く事に不満を感じるのは贅沢なのでしょう。
付け加えるとすれば、もし望めるものであるならば、描き切れなかった部分を連載終了後に「特別編」的なエピソードとして何本か描いて頂ければ、何度も何度も繰り返し読んだ読者としてはとても嬉しいだろうと思います。
長期連載で漫画家さんの絵柄が変化するのは、例えば鳥山明のように「完成された状態でデビューした作家」でもなければ必然と言えます。最近の画風は全体として書き込みの密度が下がり、キャラクターの顔ですら最小限の線で表現するスタイル。画力に自信の無い作家は説明的な描写でコマを埋め尽くさないと安心できませんし、主人公のルックスを魅力的に保つために持っている全ての表現技法を注ぎ込みます。
どの時点で、とは言いませんが、この作品を通して読む事によって、「省略の美」や「人物の魅力を壊さないデフォルメの限界」と言うものを作者が体得してきた歴史を感じることが出来ます。たぶん、ですが、各巻頭のカラーページを順番に見てゆくとぶつかる「これってミュシャっぽい?」と感じる所が一つのターニングポイントだったのでは無かったかと、個人的に思っています。
そうやって人物表現を簡略化する一方で、自己のルーツであるメカオタたる部分や、キャラクターデザインの仕事を通じて会得した紋様パターンなどに関しては妥協無くディティールを描き尽くす事で紙面にメリハリを生み出すのが、現在の藤島ワールドなのでしょう。
ストーリーに関しても、「オトナの事情」を抱えて連載を続けつつ、特定事象のインフレ(俗に言うドラゴンボール状態)に頼ることなく、次々と異なるテイストのエピソードを積み重ねてきた力量には本当に頭が下がります。
もはや残り尺が僅かとなったこの時点では「蛍一とベルダンディをどう結びつけるか」しかテーマは無いわけで、当然私も予定調和を想定しながらこの巻を手に取りましたが、それでも「えっ!そう来る?」と言う仕掛けが残してあったのには感嘆しました。
ネットでは満足した人はことさら意見を言おうとしないのに対して、不満のある人は口角泡を飛ばす勢いで文句を言うので、悪い評価が目立ってしまうのは仕方がありません。
でも、ここまで来て周囲の評判を理由に読まずに済ませることが出来るのだとしたら、その人にとっては初めからその程度の価値しか無かったと言うことでしょう。
この物語は、主人公である二人以外のキャラクター達に魅力があり過ぎる事が災いしているのかも知れません。
脇役にしろ伏線にしろ、必然性を持って盛り込んだのか「とりあえず」で置いて見ただけなのかは作者のみぞ知る世界ですが、あくまで「蛍一とベルダンディの物語」なのですから、下手にサイドストーリーを盛り込むことで軸線がぶれてしまうくらいなら、本編がこのまま終わって行く事に不満を感じるのは贅沢なのでしょう。
付け加えるとすれば、もし望めるものであるならば、描き切れなかった部分を連載終了後に「特別編」的なエピソードとして何本か描いて頂ければ、何度も何度も繰り返し読んだ読者としてはとても嬉しいだろうと思います。
ああっ女神さまっ 特典王
曲は、本当に、サウンドトラックです!(笑)何も知らない、興味ない、どうでおいい、と思う人は、買わないほうがいいかもっ。少しでも、興味があったり、アニメを何回か見た人などは、いいと思いますっ。何度も見てるし、すごい知ってるなどの人は、買って見てわ?ま、最後は自分で聞いて、判断してください。