未知への飛行-フェイル・セイフ- [DVD]
こんなことがありうるかもしれない。その着想とそれを制作にこぎつけた関係者の熱意に驚く。またビデオの別バージョンで制作の経緯について監督に語らせているのが実に興味深い。
十二人の怒れる男 [Blu-ray]
・・・とタイトルを書いてみましたが、まだそんな年でもありません^^A
しかし、確実にいままで見てきた作品の中で、最高の1本です。
高校生の頃、父に薦められるがままに見たこの作品ですが、
これ以上のものにまだ出会えていません。
この作品のスゴイところは、画面の向こう側の温度が伝わってくるということです。
広いとはいえない部屋の中で、12人の男たちが一人の少年の罪を議論します。
季節は夏。
扇風機もろくに効かない部屋で、男たちは暑さと戦いながらそれぞれの意見をぶつけあいます。
その「暑さ」と「熱さ」がこっちに伝わってくるんです。見てるこっちまで暑くなってしまうのです。
そんなちょっと暑苦しいドラマですが、最後はスッキリ爽快。
とても心地よい風が吹き抜けます。
陪審員制度の導入、リメイクや舞台化などで、最近また注目されているこの作品。
法廷モノが好きな方は必見。
そうでない方も、映画好きの方は是非見てください!
しかし、確実にいままで見てきた作品の中で、最高の1本です。
高校生の頃、父に薦められるがままに見たこの作品ですが、
これ以上のものにまだ出会えていません。
この作品のスゴイところは、画面の向こう側の温度が伝わってくるということです。
広いとはいえない部屋の中で、12人の男たちが一人の少年の罪を議論します。
季節は夏。
扇風機もろくに効かない部屋で、男たちは暑さと戦いながらそれぞれの意見をぶつけあいます。
その「暑さ」と「熱さ」がこっちに伝わってくるんです。見てるこっちまで暑くなってしまうのです。
そんなちょっと暑苦しいドラマですが、最後はスッキリ爽快。
とても心地よい風が吹き抜けます。
陪審員制度の導入、リメイクや舞台化などで、最近また注目されているこの作品。
法廷モノが好きな方は必見。
そうでない方も、映画好きの方は是非見てください!
狼たちの午後 [Blu-ray]
パチーノは一貫してgood/bad guy を演じたい、と語ってきたが、これを見ると彼の資質がよく分かる。銀行に押しこむパチーノとカザールには、盗人にも三分の理、のことわざどおり、共感できる部分もある。群集への思いつきのアジ演説が思いがけず大受けし、改革の旗手的気分になっていくその過程がおもしろい。しかし、いかんせん綿密な計算に基づいた、とは言い難いこの計画は哀れな結末へと向かう。それまで浮かれ気分で見てきた観客にもザンブリと冷水が浴びせられる。これは彼らの行動と、群集の反応を見て楽しみつつ、その間の自分の反応をみる映画でもありますね。私があの群集の一人だったらどうしただろうか?
メイキング・ムービー
本1冊で映画のつくりかたを知ろうというのは無茶だけど、その無茶を成立させている本。映画の進行にそって「監督」「脚本」「俳優」「キャメラ」「美術と衣装」etc、それぞれの仕事がどんなものか、具体的に書いてある。具体的にというのは、自分が監督した作品を例にということで、この人の映画の裏話でもある。でも主旨はあくまで「映画をつくる」話なので、抑制がきいている。自伝でもなく、作品解説でもなく、あくまで映画について語った本。