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みうらじゅん いとうせいこう TV見仏記4 [DVD]
趣味のノイローゼがこうじて、天狗に取り付かれたあげく、出家して寺を経営することを夢想し、ついにはいとうせいこうの戒名まで考えるようになったみうら。そんなみうらを暖かくつっこむいとう。二人のコンビはこのシリーズでも絶妙である。と思ったら、カメラが回りだすとなぜかテンションが高くなるいとうを、逆にみうらがつっこんだりもする場面もあったりして。
そんな二人を個性的な住職さんたちがやさし~く迎えてくれる。
そんな二人を個性的な住職さんたちがやさし~く迎えてくれる。
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ボタニカル・ライフ―植物生活 (新潮文庫)
NHK BSで映像化されたので活字と映像の相乗効果で楽しめた。
活字になったのが10年以上前なのに、対象が不変の植物だからなのか、作者の力量なのか未だに新鮮で時を感じさせない活字だ。
活字になったのが10年以上前なのに、対象が不変の植物だからなのか、作者の力量なのか未だに新鮮で時を感じさせない活字だ。
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建設的(紙)
レコードを持っていたのですが、また聞きたくなってCDを購入しました。レコードに収録されている曲のほか、ボーナストラックが多数収録されていてお得感があります。東京ブロンクスのライブバージョンがとにかくかっこいい! これだけでも買った意味があると思いました。
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建設的
きっとリアルタイムで聴かないと良く聞えないんだろうな。
と思って聴きましたが、なかなか素敵なアルバムだったので驚きました。
大竹まこと、ケラ&有頂天などのゲスト陣も豪華で派手なのですが、ヤン富田氏のプロデュースが素晴らしい限り。M1,M8のラップはもちろん、ラストのレゲエにいたっては名曲。現在でも十分楽しめる仕上がりです。
と思って聴きましたが、なかなか素敵なアルバムだったので驚きました。
大竹まこと、ケラ&有頂天などのゲスト陣も豪華で派手なのですが、ヤン富田氏のプロデュースが素晴らしい限り。M1,M8のラップはもちろん、ラストのレゲエにいたっては名曲。現在でも十分楽しめる仕上がりです。
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想像ラジオ
大分の空港で購入した。羽田までの機内で読み通した。
東日本 大震災の話である。
個人的な話だが、僕は震災で死んだわけではない。家族や友人で震災で亡くなった方も居なかった。更に言うと、2011年3月は
僕はインドネシアに住んでいた 。あの瞬間の日本の状況を全く肌身で感じていない。従い、本書の読者としての資格は
極めて低いと判断せざるを得ないとは思っている。あの震災を色々な意味で経験しなかったことは案外大きい。僕には
いまなお幾つか理解出来ないことがある。そうたまに感じる。
但し、そんな僕であるからこそ本書を読む意義があるのかもしれないと考えるところから始めないといけない
のかもしれない。
小説の力というものがある。小説を読むことを通じて僕らは想像力を強化することが出来る。想像する力が
強くなれば、擬似であるかもしれないが、震災を体験することも可能かもしれない。ここにおいて僕の
個人的な状況と本書の題名である「想像」という言葉が重なってきているのだ。
本書の「想像ラジオ」とは、一体誰が「想像」しているのか。やはり生き残ったものが「想像」している
ということなのだろう。少なくとも著者は生き残ったものの一人だ。
では同じく 生き残ったものの1人である僕はどう 「想像」 すれば良いのか 。それが僕の個人的な本書を読む課題
であり、意味であるということなのだろう 。
東日本 大震災の話である。
個人的な話だが、僕は震災で死んだわけではない。家族や友人で震災で亡くなった方も居なかった。更に言うと、2011年3月は
僕はインドネシアに住んでいた 。あの瞬間の日本の状況を全く肌身で感じていない。従い、本書の読者としての資格は
極めて低いと判断せざるを得ないとは思っている。あの震災を色々な意味で経験しなかったことは案外大きい。僕には
いまなお幾つか理解出来ないことがある。そうたまに感じる。
但し、そんな僕であるからこそ本書を読む意義があるのかもしれないと考えるところから始めないといけない
のかもしれない。
小説の力というものがある。小説を読むことを通じて僕らは想像力を強化することが出来る。想像する力が
強くなれば、擬似であるかもしれないが、震災を体験することも可能かもしれない。ここにおいて僕の
個人的な状況と本書の題名である「想像」という言葉が重なってきているのだ。
本書の「想像ラジオ」とは、一体誰が「想像」しているのか。やはり生き残ったものが「想像」している
ということなのだろう。少なくとも著者は生き残ったものの一人だ。
では同じく 生き残ったものの1人である僕はどう 「想像」 すれば良いのか 。それが僕の個人的な本書を読む課題
であり、意味であるということなのだろう 。