リュウセイさんのテーマ、リュウセイさんバトルが熱いです。CDの中にある絵もネタに走ってて?面白い。ファンなら買いです!ただ未収録の曲があるのが残念。

いろいろとぶっ飛んでるアニメ。普通のボビーアニメだと思ってはいけません。主人公が外道、毎回が最終回…。大人だからこそ楽しめる要素が沢山!しかしバトルシーンは普通に熱いですし、感動するシーンもあります。まさにカブトボーグは人生の縮図デースネ!

期待せずに中古本を購入しましたが、意外にも角田房子女史の本間雅晴中将の伝記と双璧をなす軍人伝記本と思いました。角田房子女史のほうは硬派の文章ですが、こちらは直木賞作家で官能小説もものにしている作者なので軟派の文章ですが、両著者に共通しているのは、非常に安定した筆致で描かれていることです。500ページ以上の大書なので一気に読了したといえませんでしたが、暇を見つけて手にとってついつい読んでしまう本でした。よくある軍人の評伝のように、幼少から幼年学校や中学校そして士官学校・青年将校時代・陸大時代という順番で書かれていなくていきなり「桜会・三月革命」（主人公大尉時代）からストーリーが始まる奇抜な構成ですが、主人公の人格形成に母親がどのような影響を与えたかなどが幼少のときの記憶のフラッシュバックの挿入などで良く分かり、かつ、当時の陸大出身の高級将校の風俗や思考・心理が旨く描かれていると思いました。官能的場面もちりばめられていますが、それがいやらしくなく主人公の人間的魅力を増す効果があり、通常そのような系統の本や描写は好きではない評者も違和感なく読めました。歴史考証もしっかりされていて、この３０年来軍事研究を趣味にしている評者が読んでていても気にならなかったです。ただ一点、明かな事実誤認があって、それは、田中弥大尉が自決したのは獄中ではなく、自宅であることぐらいです。登場人物の会話ももちろん作者の創作ですが、この登場人物だったらこのようなことをこのような場面で話しているだろうというぐらいうまく書かれています。さすが、直木賞作家の文章だと思いました。