メモリーズオフ ~それから~again(限定版)
メモオフ第4作目のファンディスクで、いのり・雅・果凛のそれぞれの本編エンディングからの後日談になります。
どのキャラルートでもいちゃいちゃ成分ばかりで、本編に有る様な暗い雰囲気は全くありません。
そこに若干の物足りなさを感じてしまいますが、明るいながらもそれぞれに核となるイベントが用意されているのでプレイ自体は楽しいです。
一応、本編のプレイをしていないと分からない部分が多々あるので、先に本編を一通りやっておいた方がより一層楽しめると思います。
残念なことは、葉夜と縁は個別のルートが用意されていないことです。
一応いのりルートと果凛ルートで出てくることは出てくるのですが、扱いとしては微妙です。
出来れば、全員分のアフターストーリーを作って欲しかったです。
限定版についてくるドラマCDは、それからファンならば一度は聞いてもらいたい一品です。
それからのキャラクターはその後の作品に名前だけしか登場しないので、新録の音声が聞けるというのは結構貴重なので・・・。
ライヴ・アット・ザ・グランド・オリンピック・オーディトリウム [DVD]
同タイトルCDに、限定生産特典として付けられていたDVDに、日本語字幕バージョンを加えてDVD単独発売をしたもの。
歌詞は勿論、MCにもしっかりと字幕が付いているので嬉しい。
CD(音源)として発売されている事からも分かる様に、彼らの演奏は圧巻。
わざわざDVD単独で発売される事からも分かる様に、彼らのピーク期のベストパフォーマンスが収録されている。
Time and Again
空想癖のある私にとって、フィニィの世界は夢の世界だ。
彼の作品に繰り返し出てくるアイディア、その時代のものに囲まれ
その時代の暮らし方をしていれば、その時代に行ける、というのが
本当ならなあ・・・
フィニィとよく比較される広瀬正でさえ、時を越えるためには
タイムマシーンを用意した。広瀬があくまで理性的に、緻密に
正確に過去を再現し、タイムパラドックスも克服しようとした
のに対し、フィニィは郷愁と現実逃避という甘美な陶酔に浸って
いる。どちらも好きだが、甘美さという点ではフィニィが上か。
ともあれ、郷愁という感情を持つことのできるすべての人に
薦めることができる。前半はやや長く感じるかもしれないが、
途中からは一気に読めるだろう。ただ、惜しむらくは、訳をした
福島氏がニューヨークをよく知らなかったこと。訳自体は名訳だと
思う。でも、NYを愛するものにとっては、ちょっとした
固有名詞の間違いが興ざめになる(フラティロンビルは無いだろう)。
それでも、この本は私にとって最高のお気に入りの1つだ(広瀬
正のマイナスゼロやハインラインの夏への扉とともに)。
guitarium(初回限定盤)(DVD付)
昨年春に発売された1stアルバム guitarissimo、そもそも3月の発売が震災の影響で4月に延期となり、世間が震災ムード一色の中発売された。キャンペーンはおろかメディアへの露出もほとんどなく、話題にはあまりならなかったと言っていいだろう。
それでも、彼女は日本を少しでも元気付けるために少しでもできることとして、ギターを手に日本各地を回った。
ツアーやフェスのみならず、各種チャリティーイベントなどにも積極的に参加し、通算のライブ回数は50回近くなった、ほぼ毎週ライブを行っている計算だ。
そんな活動の中から作られたのが本アルバムの収録作品の数々である。
起伏する感情のごとく、曲ごとに色が変化する。
全体として、まとまりに欠けると感じることもあるが、1人の人間が1つの側面だけで語れないように、彼女の様々な側面が垣間みれる、そんなアルバムに仕上がっていると思う。
それを表すアルバムタイトル「guitarium」は、相棒の「guitar」と、曲がくるくると入れ替わり立ち替わり変化して楽しい様子を「水族館=aquarium」に例え、これらをつなげた、彼女の造語である。
そのイメージ通り、実に涼やかに、軽やかに音が耳に届き、声がすーっと体に落ちる、そんな感覚を味わうことが出来る。
後は、このアルバム曲たちが、彼女の本質であるライブにおいて、どのように変化するのか、早く見てみたいところだ。
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン [DVD]
RAGEのCDはほとんど持っていたのだが、DVDは一枚も持っていなかった。
そこで廉価版として発売されると知り、即購入。
初めの「The Ghost Of Tom Joad」でもう既にノックアウトされた。
素晴らしい!
メンバー全員が本能のうごむくままに、体全体を使って有り余るエネルギー(怒り)を放出するパフォーマンスは圧巻!
「BULLET IN THE HEAD」、「KNOW YOUR ENEMY」、「TIRE ME」はCDよりライブの方が最高だと個人的には思っている。(特に「TIRE ME」)