シフォン主義
一度聴いたら絶対頭に残り続けるメロディーと、非常に淡々としたボーカル。意味なんて関係なしに楽しめる、韻を踏んだ歌詞。
これが絶妙に絡みあっていて、とてつもなく面白いです。それから、よく聴いてみると、ベースの音が凄く心地良く、意外と本格的な音作りな気がします。
歌詞などはハチャメチャなのに、しっかりとした音作りで、主張しすぎないボーカルというのが結果的に、肩を張って聴かなくてすむ「聴きやすい音楽」になったんじゃないかと思います。
値段的にも、非常に聴きやすい音楽だと思うので、ぜひ一聴してほしいです。
ここまで分かった!世界の七不思議 (知恵の森文庫)
世界の七不思議というタイトルだが、紹介されているものはオーパーツとか宇宙人のことにも触れています。といっても決してオカルトではなく、ちゃんと科学的に書かれています。
個人的には「インドの錆びない鉄柱」が印象深かったです。これはいつもオーパーツとして扱われ、「宇宙人が作った」などとアホみたいなことを言われる代物なんですが、本書にはなぜ錆びないのか?がちゃんと書いてあって、読んでみたら、「な〜んだ、こんなことか」という内容でした。(もちろん、作るのはかなり大変だったんでしょうけどね)
また、「クリスタルのドクロ」が紹介されています。オーパーツの本には必ず載っており、「こんなもの古代で作れるわけはない」とか言われています。しかし、これもちゃんとからくりがあって、本にはちゃんと理由が書かれてあります。
その他、世界遺産の不思議や、歴史上の未解決事件などいろいろ紹介されていて、雑学本ですがなかなか読み応えはあります。
ただ、これはちょっと違うのでは?というのもあります。
例えば、「呪われたダイヤモンド」のところ。本書では、あくまでも呪われたことにしていますが、このダイヤを”呪われた”ダイヤにした仕掛け人がいたことは書いてありませんね。
本を書いた連中はそこまで調べなかったのかな?
(その仕掛け人というのはあの世界的ブランドの創始者〇〇なんですよ)
こうやって謎でもなんでもない事を謎という事にして設けようという連中がいつの世もいるんですよ。オカルト本を出す連中もそうでしょう。
若干引っかかるところもあったが、全体的には面白い本でした。
ファイナルファンタジーXIII-2
未クリアで12時間程度遊んだ感想です。前作の13は一本道RPGでした。今回は13で出ていたマイナス評価を吸い上げて作られたそうで期待はしていたのですが・・・。
一本道のストーリーの中に枝分かれのような分岐があり、その分岐の選択肢を決めて進んでいくという感じです。ワールドマップのような空間ではないのでマップも煩雑で細かく分かれ道があり、いたるところにライブトリガーが存在する為、その選択はおふざけなど楽しめるものもあるのですが。。。
サブクエも御遣いのようなもので最初は楽しんでましたがどこか作業的に感じてきます。ヒストリアクロスというものを使って時空エリアを選択して進んでいったり、ライブトリガーでどんな返事、選択するかで流れが変わるようです。少し進めて試してみました。これは周回プレイが前提になってるのではないかと思います。
物語は前作と同様に力を入れられてるようです。難しい専門用語は確かに減って分かりやすくはあるのですが、個人的には今のところ引き込まれるほどの展開ではない気はします。前作のように怒涛のように展開というよりはまったり進んでいくという感じで理解はしやすいのですが^^; ストーリーに関してはこの先がどうなるのか次第で自分の物語に対する評価は変わるかも知れません。ただセラとノエルにはまだ感情移入できません。13のライトニングが強烈だったせいもあると思います。
グラフィックはさすがに綺麗です。前作で個人的に一番楽しかった戦闘は少し甘めに設定されていますが、戦略的で悪くないです。パラダイムシフトでより細かく指示できるので戦略的にも楽しい!モンスターを仲間に出来るのも新鮮です。良くも悪くも13を基盤に改良された新しいFF13という感じでしょうか。確かに13−2という位置づけです。カジノやモーグリハントなどお楽しみ要素や分岐はあるので前作よりは楽しめています。周回プレイはクリアしてみないとやる気が出るかどうか。
ファイナルファンタジーXIII-2
今作ははまりました
時空冒険ファンタジー
何が劇的に変わったとか言えないのに
あきらかに前作とは違う
はまる何かがあります
うまく言えないけど
おもしろい
戦闘がオートコマンドとか言うけど
コンフィグで変えれば
全てコマンド自分で選べる様になります
説明書読まないとか
オプションやコンフィグをよく理解しないで
ゲームに文句言う人が
最近多いような気がして残念です
自分はゲームは最初に
オプションやコンフィグを理解して
自分に最適に合わせてからプレイしてます
謎解き超常現象 II
超常現象を懐疑的に調査する集団、ASIOSによる超常現象の謎解き本の2冊目。
前作に引き続き、世界各地で起こった(とされる)不可思議な現象を
調査し、合理的に検証している。
前作は、ASIOSが「超常現象を最初から決め付けて否定したり
肯定したりはしない団体ですよ」ということを知ってもらうためか、
書き方が若干慎重だった。すなわち、多くの人がすでにウソであると
わかっている事例に対しても「真相はどうなのか?調べたらこうで、結果はウソでした」という
書き方だったのに対し、本書では「この事例の真相はウソである、
なぜなら調べたらこうだったからだ」と結果を先に書く書き方が多く見受けられる。
そのため、超常現象に肯定的な人からしてみると「何が否定も肯定もしないだ。
最初から否定してるじゃないか」と思われるかもしれない。
しかし、これは調査をした結果「ウソ」だとわかったのであり、調査の出だしは
あくまでニュートラルであることには変わりがない。このことは前作および本書を読めばわかる。
収録されている事例自体は、前作が有名な事例を多く取り上げていたのに対し、本書では
若干マニアックな事例を取り上げる比率が増えている。が、知らない事例だからといって
つまらないということはなく、こんな興味深い事例があって、結局真相はこうだったのかと
楽しく読むことができる。前作を楽しめた方は、迷わず本書も購入することをお勧めする。