最も危険な遊戯 [DVD]
映画はアクションだ、ということをダイレクトに伝えてくれる傑作です。長い手足が躍動するだけで、観る者にある種の感動を与えてくれる優作は素晴らしい。病院内での銃撃戦の素晴らしい長回しは、何度も見直しました。機動隊がビルから発砲するシーンも、日本映画離れしたスケールを感じます。予算がなくても、良い脚本とスタッフの心意気があれば、という良い見本ですね。
危険な遊び [DVD]
クリスマスの日にお留守番でドロボーを撃退するコメディと、やっていることはそう変わらないのに、相手が一般の人だとサスペンスに変わるところは関心する。ラストまで退屈することなくストーリーの行方に傾倒できる。
ヘンリー(カルキン)の裏の面を知ってしまったマーク(イライジャ・ウッド)が信頼するおばさんスーザン(ウェンディ・クルーソン)やおじさんウォーレス(ダニエル・ヒュー・ケリー)から信じてもらえない心情が切なくハラハラさせる。
それまでクールな悪役を演じていたヘンリーが、ラストでその性根を暴露しながらも母の愛を求める子供らしい顔を見せたのが印象的だった。そのときのスーザンの決断が善悪による冷静なものではなく、母の愛という感情による行動というところも共感できる(実際の内容はDVDでご覧になって、その過酷な運命を体験してください)。
天使ではない子供の心理を描いた佳作。金額以上に楽しめるのは間違いない!
危険な遊び [DVD]
「衝撃のラスト!」と散々聞かされて見ましたが、自分もべっくらこきました。これは実際にお子さんをお持ちの女性にどうなのかと感想をお聞きしたいところです。(ネタバレできないのがツライところですね)
マコーレーもイライジャもそりゃあ外見は文句なく可愛いです。ただ役柄状、必至の形相で苦悩するイライジャに軍配が上がってしまうのはしかたがないのかも。女性の場合、たぶん母性本能を刺激されますから・・・。
この作品でマコーレーは叩かれたそうですが、親が出ろっていったモノに出て叩かれるとはまた散々な・・・
最も危険な遊戯 [DVD]
やはり松田優作といえば遊戯シリーズでしょう。ファッション、アクション、ヘアスタイル、ストーリー。松田優作をイメージするものがすべてこめられてます。村川監督とのコンビがピークに達するのが蘇る金狼でしょう。ある意味役者という枠を飛び越えブルースリーのようなアイコンの領域に達した金字塔です。
危険な遊び [DVD]
「ホーム・アローン」で有名な天才子役、マコーレ・カルキン君。私はこのカルキン君を「ホーム・アローン」でしか拝見したことがなかった。それ以外で初めてカルキン君の出演映画を観たのがこの映画でした。この映画を観たときは、この子、「本当にあの可愛いいカルキン君!?」と思うぐらい、正反対の子役を演じきっていました。
「危険な遊び」では恐怖に染まった恐ろしい子役。本当に恐ろしい子でした…。
一つ一つの行動やセリフが、観るほうをドキッとさせてくれます!まさに天才子役。
一方、もう一人の天才子役、イラージャ君も負けずの演技でした。
この2人が共演したこの映画の出来栄えは完璧でした★ラストは衝撃てきで、この映画を思い出すたんびにその時の映像が頭をよぎります。
家族の命だってなんとも思わないヘンリー。(カルキン)
他人の家族の命を必死で守ろうとするマーク。(イラージャ)
最後はヘンリーの母親が2人の命を握ります。どちらかの命を偉ぶとしたら、どっちを見捨て、どっちを生かすか‥‥実の子供ヘンリーか、そうじゃないマークか。
真実が知りたかったら観るしかない