4人はハーモニー(紙ジャケット仕様)
私とピピ&コットの出逢いは、私が高校生の時のことです。
覚えやすくて綺麗なメロディラインとハーモニーが印象的です。
日常的な何気ない風景や心情を歌いながら、その中に力強さや励ましを感じます。
陽気なお兄さん達とギターの上手なお姉さんが奏でるハーモニー。
楽器を持って一緒に歌いたくなるようなアルバムです。
50歳台以上の方には懐かしく、若い方にも新鮮な一枚ですよ。
マメな豆の話―世界の豆食文化をたずねて (平凡社新書)
空気中の窒素を定着させ、土壌の栄養分を豊かにする豆が、穀類や食料植物の効率的な栽培に寄与し、農耕社会成立に一役かっていることが述べられています。
消化率が比較的悪く、扱いにくい豆であるダイズを東アジアの人たちは古来より工夫して豆腐、納豆などの食品を開発し、日本人がこれをさらにおいしく食べられるように知恵を絞り、独自のダイス食品文化を作ったという記述も興味深いです。
中国、インド、南米、果てはアフリカまで。ダイズ、アズキなどのポピュラーな豆から珍しい豆まで、著者の体験による豆に対する歴史的、栄養学的、農学的立場から考察しています。
身近な存在である豆を知る好著。
女帝 わが名は則天武后
この本を読むまでは、冷酷な恐い人という認識しかありませんでした。
男性優位な中で皇帝になった則天武后の歴史は、その後にまた陥る男尊女卑の思想の中で書きかえられ、歴史的資料も偏見に満ちたものだったそうです。
読んでいて可哀想になりました…
歴史を見る目が変わる一冊でした。
同志社大の英語[第4版] [難関校過去問シリーズ]
圧倒的に量が多いので、一冊あればOK。
解説は文法、知識的で、覚えやすい工夫がされているといったような類ではないので、基礎知識が不十分だと何を言っているのかわからない人もいるかもしれない。
目標正解数、目標制限時間などもあり、勉強のながれの解説もあるので量が多いのも相まって毎回テスト気分で演習できる。
MY POINT OF VIEW(紙ジャケット仕様)
このアルバムと「黄昏めもりい」のオリジナルLPを学生時代に聴きこんでいましたので、懐かしさとリマスターサウンドに期待して同時購入しました。
大変すばらしいCDリマスター、満点です。
元の演奏と録音がここまで素晴らしかったとは脱帽。
アナログ録音特有の柔らかいけど切れのよいサウンドを満喫できます。
今回のリマスタリングは70年代の気合いが入ったレコーディングと極上アナログサウンドが見事に蘇っています。
アナログ録音のCD化は大抵音の伸びが無くなりつまらなくなってしまいますが、このリマスターは素晴らしい。アナログの柔らかさ、伸び伸びした感じとデジタルのクリアーさが見事に生きています。
現代のいじりまくったサウンドとは別次元。柔らかで爽やか、なのに分厚く「なんちゅう気持良さ」です。
もし「黄昏めもりい」とどちらかと聞かれれば、アコギサウンドなら「黄昏」、明るめのPOPなアコースティックならこちら、かな。
「黄昏めもりい」と同様にリマスタリング場所から考えて機材はK2だろうと思いますが、素晴らしいの一言につきます。