デュエッツII(初回生産限定盤)(DVD付)
好きなアーティストが何人も参加していたので「どんなものだろうか」と購入!
個人的な今年の名盤No.1はこれに決まりかも。
調べてみたところ、本作ではトニーが世界各地を飛び回り、それぞれの共演相手と実際にスタジオに入り、血の通う交流を果たしたとのこと。そしてデュエットは別録りではなく、ライヴ・レコーディングという形が取られたとのこと。
フレーズごとにブツ切りで録音しデータの交換で成立してしまう世の中にこのようなしっかりとした録音方法を取ったことで、素晴らしい化学反応が生まれていました。レディー・ガガやジョン・メイヤーとのトラックはアドリブでセリフも入っていて、聴いていて楽しかったし、全曲を通してコーラスワークもバランス感も素晴らしく、流石トニー!と思いました。DVDで映像を見ると、この録音プロセスもよくわかり、楽しめました。
こんな不況の時代でも、こんなに愛のこもった作品が生まれてくれてよかった。
最後になりますが、ガガ歌うますぎです。これだけでも十分に聴く価値あり。
グレイテスト・ヒッツ
Through the rainで感動し、charmbraceletでマライアのファンになりましたが、過去の曲をほとんど知らないことに気づき、onesよりもこっちのほうがいっぱい入っているのでこちらのBestを聞きました。
女性最多の全米No.1シングル獲得数をほこるアーティストだけに単純にいい曲が詰め込まれています。驚いたのはそのバラードの多さ、2、3曲バラードが続くのは当たり前。正直全部を聞き通すのは至難の業です。ですが、ほとんどが個人的にあたりはずれがないです。買っても損はありません。マライア初心者の自分でも十分楽しめました。
お気に入りは数多いですが、少し紹介。デビュー曲vison of loveこれが二十歳の女性の声量か?と疑いたくなるほど。というか今の自分と同じ年齢のときに歌っていたとは思えません。しょっぱなからやられます。Unpluggedからのシングルで、あのマイケルジャクソンのカバー、I'll be there、これは即興で歌われたらしいですが、そんなこと信じられない。やはり天才!日本でもドラマで使われたHero、マライアといったらこれ!って感じですが、やはりすばらしい。初期の名曲ではないでしょうか?これもカバーWithout You、オリジナルは男性ですが、違和感無く聴ける良曲。これもカバーopen arms、バレーかなにかのタイアップで聞いたことがあるのですが、包み込むようなマライアの声が最高。海猿のアレです。最新アルバムでも大活躍のJDによるAlways be my babyはポップな楽曲。地味だけど個人的には大好き。当時かなり衝撃的だったらしいHoney、このへんからラップを絡め始めたのではないでしょうか?Hip-Hopを柔軟に取り入れ始めたダンスナンバー、こちらはラップのないVer.が収録されています。マライアの象徴といえば蝶々、たぶんこの曲から?Butterflyは壮大なバラードなのですが本国アメリカではシングルカットされていないそうです。かなりいい曲なのに不思議。ディズニーアニメの主題歌だったWhen you believeは監督が不仲と噂されていたmariahとwhitneyをなんとか引き合わせたのは有名な話。このシングルはどちらかの名前が先頭になっている2バージョンのシングルがあります。スーパースター2人ともに配慮がなされています。周りの人たちのほうが大変ですね。彼女の師匠とも言えるブレンダの曲をカバーしたI still believeは彼女の感謝の気持ちがこもっているといえるほどオリジナルと瓜二つ。ブレンダがいなかったら今のマライアはないと言ってもいいでしょう。HeartbreakerはJay-Zを迎え、完璧にHip-Hop畑に手を出しています。正直切れがあるとはいえませんが十分いい曲です。ただし、この辺からこの後訪れる下降時代を予感させるような陰りが感じられてなりません。売り上げ的にも。
代表曲をあげていてもこれだけヴォリュームがあると大変です。ぜひ、一度聞いてみてください。何か自分の好きな曲が見つかると思います。
マライア・キャリー [DVD]
偶然、You TubeでこのDVDのヒーローの映像を観て、即購入しました。スタジオやライブなど
幾つものヒーローを聴きましたが、このDVDの物が最高ですね。声量、感情のこもった歌い方
、観客の酔い痺れる様子が頷けます。ヒーローを観聴きするだけでDVDを購入する価値あり!