My Favorite Things: Coltrane at Newport
ちょっと前に出た「One Down One Up」よりコンディションはいい。途中でフェイドアウトすることもない。それで当たり前だけどね。ただし、一つ目の「Favorite Things」はこれまであった「Selflessness」に入ってるのと同じギグに聴こえるが、ミキシングが違うようで詳細は不明(ライナーを読めば書いてあるのかも)。しかしその後にすぐ続く「Impressions」は、こんなにマッコイタイナーのピアノって強かったっけ?って思うほどのすばらしい出来だし、その直後ピアノベースレスでコルトレーンが吹きまくること約10分、これはすごい。めちゃくちゃやってるのか、と思うけど「Impressions」の特徴的なモードの切り替わりが聴いててちゃんとわかるぐらい冷静に吹いてる。聴きながら「うほほほ」と腰が浮いてしまう。その後の「One Down One Up」はその2年後のギグでずっと暗く落ち着いていて、モンク臭いコードの中にコルトレーンの飛ぼうとするけど飛べない、憧れとも諦めともつかない長ーいフレーズがずしっとくる。ふたつめの「Favorite Things」はその前の重々しさを引きずっているような演奏で、ひとつめよりもより遠くを見ようと首を苦しげに伸ばしているような、そんな違いがよくわかる。演奏が終わった後、「もう真夜中近くだから車の運転には気をつけてさっさと帰れ」というようなちょっと疲れたMCが聴衆の興奮覚めやらない様子を伝えている。こんなライブを聴かされた夜に心安く寝られるようなやつはそれこそどうかしてる。この現場にいた人たちが心底うらやましい。
ギター弾き語り 植村花菜 Songbook
“Only You”のアコギバージョンにハマっています。
その他の曲も弾いていて気持ちのいいコード進行、リズムがいくつも出てきます。
植村花菜さんの曲はどこか懐かしさがあり、でも古臭くない。
楽譜を通して彼女のファンになりました。
続編が出ることを期待して星4つです。
Greatest Holiday Classics
去年Faithも購入しましたが、やはりこちらも買ってしまいました。
日本盤には蛍の光も収録されていますが、Faithにも収録されているので、今回は輸入盤にしました。
他にも何曲かFaithと同じ曲が入っています。
それでもやはりすばらしいです。
収録曲も多いし、クリスマスの大定番の曲ばかりです。
個人的には、大好きなwe wish you a merry christmas、jingle bell rockの収録がとても嬉しかったです。
必ずお気に入りの曲が見つかると思います。
ボーカルレスのクリスマスソングも良いですよ。
イマージュ2(ドゥ)
一時期、ヒーリングCDがブームになりました。私もブームに乗り、次々と発売される、いろんなヒーリングCDを買い込んで、それぞれ100回以上は聞き、ず~っといやされる気分を味わい続けてきました。人が育ってきた環境や文化、周囲の人たち、年代によって好みは変わって当然なのですが、私としてはこの「イマージュ2」が一番気に入っています。どの曲も心の奥底の何かと共鳴する感覚が生まれてくる感じがします。何度聞いても素直な感動を味わえるのはいいものです。
いろいろと買い込んで気が付いたのですが、私が気に入ったものはどれもシリーズの2作目だということです。「フィール2」は2番目に気に入っているものです。おそらく、作者の思い入れが強い1作目よりも、1作目のある程度の成功にい!やされて少し力が抜け、自らの感覚に素直に作成された2作目の方が意外とヒーリングパワーが強くなっているのではないかと推測しています。勝手な解釈ですが、あまりにもこの手のCDが多くなりすぎているので、何かの判断材料になれば幸いです。