専業主婦探偵~私はシャドウ DVD-BOX
「この物語は、何もできなかったドジで不器用な主婦が、愛する夫のために奮闘し、いつの間にか強く美しくなっていく物語である」
この言葉から始まるこのドラマは、まるでどこかで読んだ自己啓発本を実践しているような内容だった。
ラーメンの替え玉の注文をすることができない、車で右折することができない、家の中以外の世界はほとんど知らない、等とにかく世間知らずで一人では生きていけない専業主婦が、少しづつ変わっていく。
まず、替え玉の注文ができるようになり、右折ができるようになり、最後には誰もが、「あなた同じ人?」と驚くようになった。
これは、「まずできることをする」「低いハードルを順番に越えていく」「強い目的意識を持つ」などの自己啓発本に書いてあることを実践したからだと思う。
自己啓発本がドラマになった『夢をかなえるゾウ』や『フリーター家を買う』などの作品が気に入った人には面白く観れると思う。
だからそのような人で見ていない人は、レンタルでもいいので見てほしい。
平 清盛 二
人物関係や、それぞれの心理描写など、ドラマではさーっと過ぎていってしまうところをじっくり読むことができました。
すでにテレビ放映されている回も、小説で読むとまた違った印象を持つことができて面白いと思います。
保元の乱以降の展開は史実を知っていても胸が詰まるものがあり、あの人やあの人が…と光景を頭に浮かべて泣きながら読んでしまいました。どの人物にもしっかりスポットが当たっているところも好印象な作品だと感じました。
ノベライズには興味がない〜という人にもおすすめです。
経営者・平清盛の失敗 会計士が書いた歴史と経済の教科書
平家はおごり高ぶって武士たちの支持を失い、源氏によって滅ぼされた---というのが自分の歴史認識だったので、 読むうちにそれがガンガン崩れていくのが面白かった。 学校でもこういう風に教えてくれたら、絶対歴史好きになったのに・・・ それに、ものごとをうのみにせず、「なぜ?」と考える力もついただろうなあと思います。
新・平家物語 [VHS]
市川雷蔵ファンなら必見の映画(ビデオ)です。
平家の公達たちのみならず都人たちまでもが関東弁を喋っていたりするのが、奇妙な印象を与えてくれる作品です。がしかし、横溝映画ならではの質の高さを保っている万人向きの佳作だと申せましょう。
市川雷蔵の映画のなかでは一番とまでは言わないまでも、かなりお薦め出来る歴史ドラマですよ。
もちろん史実との整合性は、この際あまり考えないことに致しましょう。