イラストでみるSAQトレーニングドリル180
多くのドリルを紹介しており、各ドリルにおいて1ドリル1ページで図と目的、方法が記されています。
ドリルの前に2章を費やして基礎知識やSAQの概論を総括し、S,A,Qの各章においてもはじめに運動要素につい解説しています。
日本語訳が今ひとつと感じるのと、SAQの定義や体系化が日本SAQ協会のものとは若干異なるようです。
1ページ1ドリルの内容では図が分かりにくかったり、なぜ効果をもたらすかというメカニズムの内容でもありません。
ドリルで用いる用具は、ハードル、コーン程度なら一般的ですが、円筒型のバッグや傾斜台、パラシュートなど一般的でない用具を用いたドリルまでありますので、全てのドリルが実践できるとは限りません。
いろいろなところでSAQの見地を広げた上で、ドリルのバリエーションの参考として本書を活用されることをお勧めします。
ギター・へヴン
世の中にはフルボリュームで聴かなくてはいけない音楽といものが存在します。
躊躇せず「エイッ」って感じで無条件にボリュームを最大音量に設定しましょう。
このとき世間体や周囲の目を気にしてはいけません。
自身の精神を解き放ちましょう。
日常の生活の中でいつの間にか自身で自分を制約してしまっていた
リミッターは2、3本くらいぶった切っておきましょう。
そして圧倒的な音圧とパワフルなロックギターサウンドの稲妻に打たれ感電すれば完璧です。
ディヴァイン・ライト:カルロス・サンタナRemix
あの知る人ぞ知る“ビル・ラズウェル”がまたまたやってくれました!前回は“マイルス・デイビス”のエレクトリック時代のものをリミックスしましたが、今回はサンタナの音源に着手したようです。どちらも70年代前半。もう30年近くも前の作品です!!!
彼が目をつけたのは、おそらくサンタナの歴史の中でも問題作と言われている「イルミネーション(啓示)」と、“ジョン・マクラフリン”とのコラボレーションが話題になった「魂の兄弟たち」の一部の曲のようです。
「イルミネーション」は当時宗教に傾倒していったカルロスのソロアルバムでジョン・コルトレーンの妻である、アリス・コルトレーンとのコラボレーション。ラテンのサンタナが好きだったファンはこの時期どんどん離れていったとか…私(23歳)の父親も「アレはよく解らない」と言っている。しかし我々の世代からしてみると、なかなかカッコ良いのである。現にオリジナルのLP盤は今でも愛聴盤の一つです。今回はこの作品をどう変えているのかとても期待しながら聴きました。さすがはビル・ラズウェル。オリジナルとはまた違った一面が見えてきます。マイルスの時も素晴らしかったですが、個人的には今回のほうがより素晴らしいと思います。彼は基本的には元の音源を台無しのする事が無いので、オリジナルの良さも存分に楽しめると思います。
近年は「スーパーナチュラル」の大ヒットばかりが目立っていますが、彼が色々な体験や思想を経た上で今に至っている事を是非知ってもらいたいなと思います。
発売当初あまり受け入れられなかったようですが、今になってこの当時の音楽性は若い人たち(自分を含めた)にもスンナリと受けいれらるような気がします。かっこいいです☆
◎◎個人的にココがイイ!!◎◎
1.真摯にギターを弾く姿がとても「眩しい」
2.とにかくギターの音が美しい
3.ジャック・デジョネットやデイブ・ホランド等、JAZZの大物ミュージシャンとの競演が楽しめる