クィーン・オブ・ザ・ヴァンパイア 特別版 [DVD]
前作の「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」は、古典的な時代設定・ヴァンパイアの苦悩を描いた作品となっています。
それに対し本作品はレスタトが人気ロッカーになっているという設定で、現代を生きるヴァンパイアになっています。
本作品は映像・音楽ともに格好よく、スタイリッシュなミュージッククリップを観ているみたいです。ただし、ストーリとしての内容の深さは、前作の方が勝っていると思います。
繰り返しですが、スタイリッシュなミュージッククリップを観ていると思えば楽しめると思います。
音楽がとても格好よかったので、サントラを購入する予定です。
個人的にはヴァンパイア関連の映画が好きなので、お気に入りの一つです。
夜明けのヴァンパイア (ハヤカワ文庫NV)
これはシリーズの1作目だが、この本を最初に読むのはお勧めできない。レスタトがどんなヴァンパイヤなのか分からずに読むことは本当にもったいない。私はこの本を最初に読んでしまったが、Vampire Lestatを読み、Queen of the damned を読んでからもう1回読んでしまった。こんな楽しい本だったのか、とページをめくることがこれほど楽しいとは思わなかったほどだ。この本はトムクルーズとブラッドピットという空前の組み合わせで映画化もされている。DVDにもなっているので、併せて買うのもお勧めだ。さらに楽しさが倍増する。
ヴァンパイア・レスタト〈上〉 (扶桑社ミステリー)
私も数あるシリーズの中で、この本が一番好きだ。それはこれ以降出てくる本にしても、やはり変わらないであろう原点。人間であったときから人並み外れた行動力を持ったレスタトだが、ヴァンパイア・レスタトとなってからは・・・もう誰も手がつけられないモノになったね。(笑) 君達を笑わせるだろうこと必須。衝撃の展開は初めのページから訪れる。レスタトがこのヴァンパイア・クロニクルズのショー・ストッパーであろう事を決定づける一冊。誕生の書。
Interview with the Vampire (Vampire Chronicles)
本書はアン・ライスのヴァンパイアクロニクルの第一作目です。
ヴァンパイア・ルイがインタビューにより、
ヴァンパイアになった経緯、ヴァンパイアのレスタト、クロウディアとの生活や
様々な経験を語っていく形式をとっています。
現代に生きるヴァンパイアも生活が大変だなと笑えてくる部分もあります。
人知れずヴァンパイアとして生きていくには、棺の保管が大変だったり
贅沢するにはお金が必要だったりw
でも話のメインはルイの語る暗い話です。
ヴァンパイアとは何か?どこから来たのか?仲間はいるのか?
死なないがゆえに、ルイの孤独な苦悩は延々と続いていきます。
一方、レスタトとルイに幼女のままヴァンパイアにされてしまった
クロウディアは大人の女の体になれない苦悩、悲しみ
そんなクロウディアを幸せにしてやれないルイの煩悩
ヴァンパイア譚、怪奇小説の形式ですが、ヴァンパイアを通して
人間の持つ苦悩を浮かび上がってくる作品です。