紺碧のリアーナ フロレンティアの花嫁 (コバルト文庫)
イラストも可愛いしと、暇つぶし程度に買ったのですがなかなか楽しめました。
主人公が外の世界に足を踏み入れいろいろなことを学ぼうとしている姿にはとても好感が持てました。
自分の家族を殺した相手が徐々に明らかになっていくくだりも面白かったです。主人公の記憶力に脱帽です。
恋愛面はまだまだですが相手役の不器用な優しさがよく伝わってきました。
彼の過去など、気になるところが多々あるので是非続編を出して欲しいですね。
世界のごはん しゃべる!DSお料理ナビ
使いやすいかと言うとそうでもない。メニューの種類が多いかと言うとまあまあ。音声は機械音で聞き取りにくいっちゃ聞き取りにくい。役に立ったかというと微妙。でもこの値段なら買って損はないと思いました。安さに二重丸です。
100曲クラシック=ベストが10枚3000円=
全曲デジタル録音ということで、音はノイズもなく明瞭である。音の豊かさはまあまあ。若干音の大小の差がある曲もある。
デジタル録音なので比較的新しい時期の録音だと思う。超有名な演奏家の演奏ではないようであるが、演奏にすごくこだわらなければ十分聞ける。
収録曲目については、有名な曲はほぼ入っているので合格点。モーツァルト、ショパン、バッハだけが1枚のCDに収められている。
ただ、気に入らないのは、箱の色が赤いこととCDの収められ方。10枚のCDが1枚づつ袋に入れられ、箱にただ投げ込まれているように入っている。しかも袋からCDが取り出しにくい。
アヴェ・マリア
服部隆之氏の作曲から良く知られたシューベルトやバッハなどの
タイトルどおり様々な作曲家のアヴェマリアを歌っています。
アヴェマリアということもあり彼女の良さである自然で柔らかい高音が生きていて
アルバム「ピエ・イエス~祈りを込めて」とは又違った
女性らしい母らしい優しい雰囲気に仕上がっています
少し雰囲気は変わりますが最後に「坂の上の雲」のテーマ曲Stand Alone (日本語)
を聴いて改めて他の歌手と違うところは控えめで語る歌声だなぁと・・・
元々クラシックは好きでも歌唱技術ばかりが目立ちがちなソプラノの金きり声の
オペラや声楽曲はあまり好きではなかった私ですが、
彼女の場合歌唱技術があるもののこれ見よがしに歌わないので非常に心地良く聞けるのです。
好みの問題かもしれませんがクラシックになじみのない人にもお勧めできると思います
ちなみに生のリサイタルも聞いた事ありますがCDと変わりなく
歌唱レベルはさすがドミンゴや小澤征爾が認めるだけのものがありますよ
良い一枚です
新訳 君主論 (中公文庫BIBLIO)
君子がいくら善悪を峻別し徳の高い行いをしても、
それで民衆を治められるとは限らない。
君主(皇帝)は、善悪ではなく、人間性を観察して他人の行動を予測し、
政権が維持できるよう(民衆を長く、良く治められるよう)振舞うべし。
鋭い人間観察に基づいた、君主が備えるべき資質についての論考をまとめたもの。
冷徹な格言などの印象が強かったが、
あくまでも、現実的な人間を踏まえた論考なので、
冷たいとか温かいとか善いとかではなく、
こう振舞ったら(人間は)こう動くだろう、だからこうした方がいい、という話。
人間観察部は、現在にも大いに通じるところがある。
(というか、人間が変化できていないというべきなのか・・。)
翻訳もとても読みやすかった。