絶対迷宮グリム キャラクターコンセプトCD Vol.8 「誰も私を☆起こさないで~いばらの王子」 / いばらの王子(諏訪部順一)
諏訪部さんということで購入しました。
諏訪部さんは作品のイメージを壊さず取り組んでくださるので、さすがプロと感心してしまいます。
ですので、キャラソンもとても雰囲気が出ていました。
星の王子さま(保志総一朗・諏訪部順一朗読CD、2枚組)
石田彰さんの朗読CD『菊花の約』を購入以来、
販売元のBeppaから届くメルマガで、
この「うずらっぱシリーズ」の情報が届くのですが、
正直最初、「保志総一朗さんの、『星の王子さま』???」と少し笑ってしまいました。
保志さんのファンであり、私の読書好きの原点である『星の王子さま』ということで
購入はしてみたんですが、
実際、聴いてみて、驚きました。心から感動しました。
保志さんが王子さま役を担当、
あとのナレーションや全キャラクターは諏訪部順一さんが担当しています。
(パイロットはもちろん、キツネやヘビや、いろんな星の住人や、薔薇の花も!!!)
まず、諏訪部さんの発音、発声の正確さと美しさに惹きつけられました。
彼のアニメでの活躍は残念ながらあまり存じていないのですが、
彼の朗読は天下一品です。一言一言が、きちんと聴き手の耳に届くのです。
そして、保志さんの王子さま。適役です。
あの王子さま特有のセリフに合った、無表情気味な抑えた演技でありながら、
気品があり、人を惹きつけずにいられない可愛らしさと、情感のある声。
ベストマッチのキャスティングです。
二人とも、朗読力のレベルが高く、聞き取りやすいので、
『星の王子さま』自体の愛読者の方もきっと満足できる仕上がりになっていると
私は思います。
是非、普及の名作であるこの作品の世界を、朗読で堪能してみて下さい。
ラストエスコート -Club Katze-(限定版)
キャラクターが個性豊かで魅力を感じたこと、ラストエスコート(初代)にはまった経験があったことから、今更ながら購入してみました。さまざまなレビューを参考にさせていただき、予想以上に微妙な出来だと承知したうえでプレイしています。
やはり、作業ゲー的に流れでやってしまう感は否めませんが、ホスト同士の掛け合いはそれぞれの個性が出ていてとても楽しめました。しかし、他の方も書かれていますが、主人公はけっこう冷めている(?)というか大人な対応をするので感情移入はしにくいかもしれません。まぁでも私は主人公の見た目が好みなのであまり気にしませんが(笑)
システムとしてよかったのは既読の会話やイベントのスキップがあり、攻略に煩わしさがなかったことでしょうか。初代しかプレイしていないのもあるのですが、かなりスムーズに進めることができました。
要望としては、グラフィックが綺麗なのでもっとスチルを増やしてもらいたかったこと、永久指名後はもっと甘いイベントを増やしてほしかったこと、ですね。永久指名後も対応があんまりかわらないような印象を受けました。
改善点はけっこうあると思いますが、キャラや声優が好みであれば買いだと思います。
Voice Colors Series02 ~魅惑~
諏訪部さんの大ファンなんですが…。
脚本が失敗だと思います。
なんかミニドラマはコントみたいで…。
「魅惑」というタイトルで色っぽいものを想像するとがっかりします。
何人も演じられていて、引き出しが多いのはすばらしいと思いますが…。
いろいろ演じる声を聞いてみたい方にはいいと思います。
Otome continue Vol.4
先に書かれていたレビューを読んで購入しました。
一番読みたかったのは、木皿泉(かっぱさんと大福さんご夫婦)の生の声。
あのように胸をえぐる物語をつむぐ人は、どんな人となりなのか。
どんな様子で仕事をしているのか。
視聴者に向かって、自身の声でどんな話をするのか。
そしてそれは、あまりにも期待通りというか、予想を超えてというか…
驚く程無垢で、真摯で、無防備で、見ているとなんだか胸が熱くなってくる。
こんな人がものを作ってくれているんだ。
私はそれを見る事ができるんだ。
素晴らしい、ありがたい…。
ドラマを見た時と同じ様に切なくて嬉しくて、幸せでした。
また「すいか」から「Q10」までの木皿作品すべてを担当した河野英裕プロデューサーのインタビューもよかったです。
飼い馴らせないモノを使って作品を作る木皿さん、野生の獣のようなそのモノを作品へと導くよう力添えをする河野さん。
そんな印象を持ちました。
脚本を「仕事」的割り切りで書けない木皿さんと、ドラマ制作を仕事として成立させねばならない立場の河野さんのやりとりは、もはや仕事の関係を越えた人間的繋がりを感じます。
河野さんもまた真摯に作品・人と向き合っていける人なんだなと感じました。
インタビュアの質問もツボを押さえた、心のひだをなぞるような事柄にも触れていて、いい話聞けたな〜と感心しました。
他の記事では、雁須磨子さんの8Pのマンガによる歌舞伎鑑賞レポートが。
わかりやすく、初心者でもちょっと歌舞伎を見にいってみようかという気にさせられる楽しいレポでした。
能町みね子さんによる相撲エッセイ2Pも面白かったです。
4回目の今回は相撲を扱ったマンガ「どす恋ジゴロ」(平松伸二著)について熱く語っておられました。
それがあまりにも楽しく、気がかりなもので、またAmazonで注文。
お話どおり、強烈なインパクトとおとうさん臭漂うマンガなれど、確かな美学と中年だからこそ醸し出せる「艶」に彩られたオトナのマンガでした。
なかなかの名品とお見受けしました。
能町センセイ、教えて下さってありがとうございます。