星のカービィ スーパーデラックス ふわふわ大図鑑
知りたい情報を、図鑑形式で掲載されています。
パッと見て、すぐ分かるのでとても見やすいです。
罠や敵、コピー能力やクリアのコツをまとめた本
という感じです。 見やすさを尊重する方にお勧め!
あかちゃん もってる
吉田戦車が絵本……。
見たいような見たくないような複雑な気持ちでした。
『伝染るんです』を18年間大切に読み続けてきた者としては、夢(?)を壊されたくなかったのです。
変にメルヘンチックになっていたりしたら、失望するんじゃないかと怖かったのです。
が、そんな心配は無用でした。
絵も内容も吉田戦車ワールド全開です。
我が子にも安心して読ませられます!
ますます大好きになりました。
山羊王のテーマ
今になって思えば彼女がデビュー間もない頃、某音楽誌に連載していたコラムが伏線だったような気がします。
あの文字・文章・イラストを目の当たりにした時は、色んな意味で衝撃を受けました(笑)
本来の彼女はパンク&シュールなんです!
そんな彼女の姿に「下北サンデーズ」の里中ゆいかを重ねたのは私だけでしょうか?
チカラの抜けた感じが何とも心地よく、ニヤリとさせてくれます。
大好きな彼女の歌声を、これからも聴き続けていきたいと思わせる一枚です!
吉田戦車 (文藝別冊 KAWADE夢ムック)
文藝別冊の吉田戦車さんの総特集の本作。
個人的には椎名林檎さんとのスピリッツでの対談が掲載されるとのことで、買い逃していたので
それを楽しみに購入しました。
全体として、結構いろいろな人との対談やエッセイがあり、面白かったです。
特別寄稿漫画も幅広い漫画からのものがあり、多くの人に吉田戦車さんが支持されているのがよ
くわかります。
全単行本解説なんかも面白かったです。
でも、日記までは。。
もちろん私は吉田戦車さんが好きなのですが、日記までは正直全部読みませんでした。
吉田戦車さん好きなら買っても損はないと思います。
大好きな方は愛蔵する1冊になると思います。
それくらい濃ゆいです。
パルテノン銀座通り
“架空の○○”というネタは昔からミュージシャンの遊び心を刺激する定番ではあるが、ここでは“架空の県”である。但し元ネタが他者の作品であるゆえの気遣いか、歌詞に説明的な部分が目立つ。ここはリスナーを信用して、または歌詞カードで解説するなどして、もう一歩踏み込んでもよかったのではないか。
知久寿焼と石川浩司の両者のキャラクターはもともとギャグ漫画との親和性が高いのですんなりと“ぷりぷり県”という世界に入り込んでいるが、滝本晃司はあくまで“たまの滝本”というスタンスで屹立している。傘を差して佇む紳士の足許で子供二人が騒いで遊んでいる、ようにも見える。煮え切らないなあ滝本さん、とも言えるが、漫画の人気という一過性のものが時間の経過によって拭い取られたあとに“たまの世界”として普遍的に聴けるのは寧ろその滝本作品である。一方で知久、石川の作品のうちいくつかは、漫画のネタをなぞって音楽作品にしただけ、と言わざるを得ないものもある。つまり総合的に見て、“たま”と“ぷりぷり県”が融合しきっておらず、たま寄りの部分とぷりぷり県寄りの部分とに分離してしまっている、という印象である。
漫画のイメージアルバムであるためアピールする対象を?みにくかったのか。全8曲というやや短いヴォリュームも含め、物足りなさは否めない。実は本作発表時のライヴを見る機会があったのだが、収録曲以外にもぷりぷり県ネタの曲が披露されていてそれらも悪い出来ではなかったと思うのだが、何故アルバムに入れなかったのだろうか。
ザ・ビートルズで言えば『イエロー・サブマリン』、サザンオールスターズで言えば『稲村ジェーン』。作品の性質上しかたないけれども、決して駄作ではないが、間違っても代表作には挙げられないだろう。
ところで、改めて今聴き返しても、滝本による表題曲は吉田拓郎みたいでなんかおかしくなる。