青空クリニック 1 (講談社コミックスキス)
「君の手がささやいている」で有名な軽部さんの現在連載中のマンガ。
6月28日から、この作品を原作とした昼ドラが開始!
(だから現在在庫切れだけど補充されるでしょう)
東京の病院で働いていた藤井優が、北海道・天売島の診療所に赴任し、真の医療とは何か?ということに気づいていく話です。
つまり「Dr.コト-診療所」の女性版だとも言えますが、Dr.コト-は天才外科医で、藤井優は内科医。
しかも女医ということで、島に生きる女性たちの女性ならではの悩みに直面していきます。
この1巻は主に、島に赴任するまでの導入部分。
彼女が今の自分に疑問を感じ、自分探しのために島に行くことに決める部分は、個人的にかなり身につまされました。
青空クリニック 3 (講談社コミックスキス)
「君の手がささやいている」で有名な軽部さんの現在連載中の地域医療を描くマンガ。
3巻では離島での出産についてです。
離島で出産するということ。
都会に住んでいる私には想像もつかないけど、困難なことなのです。
病気ではないとは言え、正常な出産ばかりではない。
異常があった場合の対応を考えると、すぐに大病院に入院することができない離島で出産することは、あまりにも心配が多すぎる!
だから長らく、島を離れて出産するのが当たり前になっていました。
そんな中、1人の妊婦が島で出産したいと言い出す。
家族の反対、島の唯一の医者である藤井優の不安。。。
新しい命が生まれるって、やはり感動的でした。
さわやかな結末に心がほわっとしました。
青空クリニック 2 (講談社コミックスキス)
「君の手がささやいている」で有名な軽部さんの現在連載中の地域医療を描くマンガ。
2巻では末期ガン患者の終末医療です。
今回、藤井優は末期ガンの若き女性と、その夫に出会います。
満足な医療設備のない、この島で、死を迎えたい。
彼女は反対しますが、2人の意思は強固。
そして2人と接するうちに、彼女は「死ぬこと」について考えさせられます。
病院で死を迎えるのは、はたして幸せなのだろうか?
甘っちょろいお涙ちょうだいものではなく、しっかりと「死」を見つめている作品です。