Based On A True Story
結成25年を迎えるNYHCの重鎮の9th。
凄え。歳とって失速するどころか磨きがかかってる。
ガチガチに速いハードコアナンバーからモッシュが熱いグルーヴィーな
ミディアムナンバーまで、男臭い本気汁満載の辛口ハードコアを十二分に堪能できる。
Louのスクリーミングは更に切れ味を増し、喉奥から絞り出すかのようだ。
メタル指数の高いPeteのギターリフもザクザクゴリゴリと殺傷能力が高い。
ビリビリいうCraigのベース、腹にズンズン響くArmandのリズム隊も力強い。
声を合わせて叫べるコーラスパート、モッシュピットにいると窒息必死のブレイクダウン、
ゴリゴリのリフで圧殺にかかるスピードナンバーと実に多彩な構成ながら、
贅肉を削ぎ落とした演奏と練られた楽曲で一気に聴かせる。
ベテランと思えぬテンションの高さに圧倒されるばかり。
いやはや凄まじいモチベーションだ。
レーベルがCentury Mediaというのがなんだか解せないが、
ハイクオリティーな音質は同レーベルのおかげか。
まさに漢のための1枚。去勢された今の草食系男子にぜひ。
ふんどし締めて聴こう!
Best of
昨年、新作「Legacy」で復活を遂げた、90年代NYHCの代表的存在のMADBALLのBESTです。
80年代NYHCを引継ぎ、DMS(DRUGS,MONEY,SEX)スタイルのNYHCを知らしめたMADBALLの数々の極悪ソングがぎっしり入っています。
DMSスタイルのNYHCをまだ聴いた事ない方は是非一度聴いてみて下さい、若干ヒップホップテイストの効いた独特の力強いガテン系ハードコアスタイルは、結構癖になる音を出していますよ。
元々MADBALLはAgnostic FrontのVoのロジャーの実弟フレディの為にAgnostic Front関連のメンバー達がはじめたAgnostic Frontのサブプロジェクト的なバンドでしたが、サウンドとDMSスタイルの格好良さで一躍NYHCを代表するバンドにのし上がったと言う経緯があります、本当にフレディとロジャーの2人の兄弟は、NYHC界を牛耳る極悪ブラザーですね。
Hold It Down
「Roadrunner U.S.A」から「Epitaph」へ移籍した第一段アルバム『HOLD IT DOWN』。1曲目の後“ニューヨーク・スタイル”という静かな宣誓から始まる本作は、ゴリゴリのハードコアでありつつも、ヒップホップのテイストを感じさせたりもしてくれる。重く厚みのあるビートにヴォーカルのフレディがさらに拍車をかけ、重量感あるヘヴィな仕上がりとなっている。26分50秒のニューヨーク・ハードコアを存分に味わってほしい!!!!
Set It Off
madballの超名盤!!!!
NY HARDCOREの入門編って感じにマストなアルバムです。
AGNOSTICFRONTのロジャーの弟フレディーがボーカルで
バンドメンバーもAGNOSTICFRONTのメンバーがいます。
AGNOSTICFRONT直系のオールドスクールハードコアな
このアルバムは、ホントかっこよすぎです!
僕もここから、ハードコアにはまりました。
全人類必聴!!!!!