ご近所物語 4 (集英社文庫 や 32-16)
この漫画は、何度読み見返しても飽きないと思います。
夢を持ってそれぞれの道を進んでいるという所に共感できたりもするし、
何より実果子やツトムなどインパクトの強い登場人物たちが面白い。
ご近所物語 全曲集
デビュー直後のアイドル活動もあまり目立たず、「アイドル歌手→声優」の転向で道が開けた宍戸留美さん。「ママレードボーイ」の次番組で、矢沢あいさん原作からの「ご近所物語」(平成7年9月〜平成8年9月)で、主人公「幸田実果子」の声優デビューした時、実は「主題歌歌手兼任」という形となって、まさにそこから、今の宍戸さんの大活躍が始まったと思っていいでしょう。そのためにかえって「ご近所物語」と一対で語られることになってしまったのですけどね。
…曲の変遷は、OPがずっと「1-1」、EDは「1-3→2-1」となっています。劇場版(平成8年3月)ではOPが「1-1」で、EDに「1-8」が流れ、挿入歌に「1-9」が流れました。「1-2」は「1-5」の正式版で、「1-5」の方を実際にTV版「ご近所物語」で流しました。
この終了から2年後、同局・同時間帯でスタートした「おジャ魔女どれみ」シリーズでも、2つ目の「どれみ#」(平成12年2月〜平成13年1月)以降で「瀬川おんぷ」役で出演して、ユニット「MAHO堂」のメンバーとなり、そこでもキャラクターソングを多く歌っていますよ。
もう、多くのアニメ通にしてみれば、アイドル時代の歌曲がむしろ「黒歴史」で、このCDに収録された宍戸さんの曲全部だけが「宍戸留美さんの歌の世界・全体」と思っていることでしょう^^;(違いますよー) 。
ご近所物語 完全版 全4巻 完結セット (愛蔵版コミックス)
矢沢あいさんの作品で一番好きなのがこの「ご近所物語」です。
自分も部活をやったりしていたのでわかりますが、高校生の時って特別ですよね。
大人でも子供でもなく、みんな進路や恋愛のことで真剣に思い悩み、傷つき成長していく。
そんなあの頃の気持ちをもう一度味あわせてくれる作品です。
本作は登場人物が単に恋愛するだけでなく、それぞれが夢を見つけてそれに向かって努力したり、
友達同士の思いやりがあったり、みんな前向きに生きています。
読んでいると自分も前向きになれます。
あと、いいなと思うのが、
同作者の「天使なんかじゃない」や「パラダイスキス」もそうですが、悪人が出てこない!
ひねくれ者だったり、一見冷たかったりするキャラもいますが、みんないい人です。
現実の世界では悪い奴がいっぱいなので、漫画くらい気持ちよく読みたいですもんね…笑