RETURNS
帯にあるとおり、「最新J-POPサウンド!」だと思います。
そういう風に、自らをJ-POPだと名乗る立ち位置が、2008年っぽく振り切れていて、なんの言い訳も無く、すがすがしい。
ともかく、復帰作である今作は、滑稽なくらい振り切れている。
特にシゲオ氏のラップ。中国語っぽいイントネーションを模したフローだったり、わざとらしい漢字多用、日本語のインチキ外国語っぽい再生、などなど、あちこち飛び火しまくり、この振り切れ方に立ち会えただけでも、十分楽しいです。最高。
基本的に、テクノサウンド+ラップという方程式。サウンドは、デジタルサウンドの理想体型。なんの脂肪もなく、完璧、鉄壁、ききやすい。全15曲、捨て曲なし。本当にに、本当に、安心して買っていいと思います。
「現在に戻ってきた」のではなく、「未来に戻ってきた」感じが、ふさわしい感じがする。そこはSBKの定位置だと思う。
ただ、面白いのは、その未来が、あくまで「2008年ぽい」ところ。その未来感が、2008年の範疇を出ることはないのが、逆に面白い。このアルバムを聴いていると、なんというか、
「2008年ぽい2008年が戻ってきた!」
という感じなんですね、これが。
2008年という未来。だから、なんというか、「時代遅れ」という名の「未来感」という「現在感」が漂っています(?)。つまり、2008年という年は、現在っぽくもあり、過去っぽくもあり、未来っぽくもあった、ということなのでしょうか。
意味がわからなくてすみませんが、とにかく、聴いてみれば、この奥歯に物のはさまったような表現の真意がわかるような気がしますので、ぜひ聴いてみてください。すぐに!!
ラングスジャパン(RANGS) ソールスケート ブルー
価格のことを言うと通常のスケートボードの方が安いですが、持ち運びにも手間ですし何よりも新し物好きなので購入してみました。 最初は、なかなかバランスを取るのが難しいですが慣れるとスイスイです。
一度も派手に転ぶことなく、滑れるようになりました。 今は、帰宅後や休日に楽しんでます。
ヒーローになれるHOW TOスケートボード エイ文庫
とにかくオーリーを跳ぶ。跳べるようになったらオーリーから派生する技に挑戦していきたい。という明確な目標を持って、スケートボードを今から始めようという人向けの本。
スケートボードをまったくのゼロから始めようと思ったのだが、周りにスケボーしてる知人もいない。という状況でこの本を手にした。
各パーツの知識や選ぶポイントなどが簡潔にまとめられているのはありがたかった。しかしテクニック編はかなり偏った内容であるのは否定できない。紙面の約3分の1はオーリーに関する内容。オーリーの原理や練習方法まで非常に細かく解説されている。ストリートスケートでオーリーは避けて通れないトリックであることすら知らなかった自分にとってこの本の構成には激しく「???」だった。
結局練習方法などは一切真似しなかったがオーリーは下手ながらも跳べるようになった。オーリーのHOWTOなどはネットでいくらでも出てくるのでこの本はオーリーを跳ぶための選択肢のひとつでしかないだろう。正直なところ万人にとってのバイブルに成り得るかは怪しい。
ただ最近自分のトリックを動画に撮りだしたこともありフォームのチェックの為にこの本の豊富な連続写真と比較するようになったのだが、これが意外と役立つことを発見。個人的には長く付き合える本になってくれそうである。