ヴェリー・ベスト・オブ・ラウラ・パウジーニ
現地で購入してから、早一年。何度聞いても、飽きないのが不思議。
全体的にしっとりとした感じの曲調で、癒されたい時にはもってこい。
絶対におすすめの一枚です。もっと、日本で流行ってもいいはず!!!
Primavera In Anticipo
10年来のラウラ・ファンとして言わせてください。声といい、曲といい、彼女のアルバム、いつも内容はとても好きなのですが、ジャケット写真が今一つ。今回も、付属の歌詞カードに載っている写真の方が、ずっと良いと思うのですが。もとが美人なだけに、不思議です。見た目ではなくて、音をしっかり聞いて欲しいということなんでしょうか?
フロム・ジ・インサイド(初回生産限定)
去年の作品ですが、国内盤では初お目見え。ボーナストラックが追加れているのが嬉しいです。
イタリアではマルチプラチナムヒットを生んだ歌姫で、ハリウッド映画のサントラとかでデヴィッド・フォスターなどと仕事はしてましたが、英語アルバムとしては今作が初。
良質なポップアルバムに仕上がっていて、パトリック・レナードやガイ・ローチなどマドンナやセリーヌ・ディオンを手掛けたプロデューサーが参加してます。
Io Canto
スタジオアルバム前作のRESTA IN ASCOLTOでは、オープニングからすぐに心に訴えるメロディを持った曲の連投で、「さすがは歌の心を愛するイタリア人ならではの傑作」と、感動させられました。本作IO CANTO は 明るい青空に長大な定規で描いた、無限に伸びる直線!の様な「ラウラの情熱ベル・カント」は健在で、更に歌唱の表情が豊かに表出されていると感じます。
収録曲は、陰影の深い曲、色彩感に富む曲が増えた結果、作品のプレゼンスは前作よりも際立って来ています。Lauraは熱情と抑制を使い分け、全曲を見事に歌い上げていて、それが今作に安定感を生み出している様に思います。
どの曲もアレンジが巧みで、深く深く聞き入るばかりですが、特に白眉は、3曲含まれているデュエット曲で、M4-フアネス M7-ジョニー・アリディ M12-ティツィアノ・フェッロという、いずれも技巧派かつアクの強い共演者(特にアリディの雰囲気は圧巻)ですが、Lauraの歌はこうしたエグい個性にも相手に敬意を表しながら、巧みに彼らの個性に追随しており、そのためにこの3曲は招かれた彼らの世界の中で、見事にたがいの存在感を引き立たせることに成功しています。その結果3曲すべてに、カンツォーネ・ダモーレの熱い世界が生まれています。Lauraのこういうところがスゴイ。この巧さは、幼い時から人前で歌っていたLauraの天性でしょう。
ということで、RESTA −が自分としては既に☆5つの好評価なのですが、本作はさらに☆プラスの高評価。そして、全16曲で尺が68分といえば、LP時代(古!)なら「2枚組」という力作にも関わらず、自然といつも繰り返し聞いています。
Lauraを「おれの国の歌手さ!」と、自慢できるのだから、イタリアの人々が羨ましいね。・・・さて、自分の様な、自ら認めるモノグサな人物にすら、長々レヴューを書かせてしまうLaura!すごいです!良いです!だから、musicを愛する皆さんに、強くお勧めしたいです。
タイム・トゥ・セイ・グッバイ~ボチェッリ・スーパー・ベスト
随分前から、アンドレア・ボッチェリの歌が大好きだったんですが、CDは持っていませんでした。
どのCDを選ぼうかと思ったのですが、このベスト盤は素晴らしかったです。
Time to say goodbye、Vivo per lei, Besame muchoなどの有名な曲が収録されているので、
「まず一枚。」という方には、かなりお勧めだと思います。
1曲目の La voce del silenzioの始まりはちょっと物悲しいのですが、
クライマックスはダイナミックに盛り上がり、
その後、最後まで15曲、一気に聴かせます。
個人的には、同じイタリア人の女性歌手Laura Pausiniとデュエットしている、
4曲目のDare to live (Vivere) が大好きです。迫力あります。詞の内容も素敵です。思わず歌詞の一部分を唱っています。
その他にも、あまりにも有名なSarah Brightmanを始め、Kenny G, C'line Dion, Giorgia, などの有名アーティストと
コラボレーションしている作品が並んでおり、聴きごたえがあります。
勿論、アンドレアの深くダイナミックでロマンチックな歌声も素晴らしい。。
ヨーロッパ、そしてイタリアの男性ならではの、深みと大きさと開放感を味わえる一枚です。
日本語版より、幾分お値段が安いのも嬉しいです。
でも、歌詞もすべて素晴らしいと思うので、日本語の歌詞が知りたい方は、
日本語版の方がいいかもしれません。(日本語版には日本語の歌詞、ついてると思うんですが。。)
私はイタリア語勉強中なのと、値段からあえてこちらにしました。