龍馬伝 後編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)
「龍馬伝」毎回楽しみに観ています。
このガイドブックは、ストーリー展開の見所の解説はもちろん
個性溢れる、豪華出演俳優陣の、
写真満載でイケメン、美女好きには、たまらない魅力が溢れています。
(みなさん役になりきった素晴らしい演技だと思います。)
また歴史上の人物の解説も史実に即したものになっており
時代考証がしっかりしていると思います。
「リーダーとして必要なことはすべて坂本龍馬から学んだ」
アスカビジネスカレッジ刊 市川善彦著 も併せて読んでください。
激動の時代を駆け抜けた、「人間龍馬」の美しさとその人脈の素晴らしさが体感でき、
大河を一層楽しく心躍らせて観ることが出来ると思います。
人生の指針が見つかる「座右の銘」1300 (宝島SUGOI文庫)
宝島編集部が書籍、雑誌、資料などから抜粋
した1300余の、座右の銘と言っても熟語では
なく、励まし、癒しをキーワードとした人生訓
ともいうべき短い文章のオンパレード。コラム
として主に中国の故事が多く取り上げられてい
ます。
人生、人間関係、人間力、悩み、恋愛・愛、
仕事、社会の7章に分け、文学者・作家、政治家、
社会活動家などが中心のいわば処世訓集となって
います。古今東西の偉人、賢人の、と言いたい
ところですが、清少納言、キケロ始め「古」という
か音楽で言えばクラシックは豊富ですが、「今」は
極めて少ない。現存のイチロー、沢尻エリカ、
綾小路きみまろなんかが入っていれば、現代に生き
る今風の一味違った元気印の左右の銘にもなったの
ではないでしょうか。星4つのゆえんです。
なので、元気な時には必要なさそうですが、それ
でも、結婚式、歓送迎会など、人生の節目の挨拶で
引用できそうです。
左門 新
女はなぜ素肌にセーターを着れるのか
三つ星レストランには、なぜ女性シェフがいないのか
岩崎弥太郎と三菱四代 (幻冬舎新書)
著者は高校の日本史の先生で、一般向けの日本史入門書なども多く手がけているという。
本書は、三菱を築いた岩崎家4代の歴史を概観したもの。岩崎弥太郎についてが2/3くらいを占め、その弟の弥之助(2代目)はあっさり、弥太郎の息子の久弥(3代目)と弥之助の息子の小弥太(4代目)については、簡単に触れられる程度である。
岩崎弥太郎の生い立ち、土佐藩での活躍、三菱の出発、明治政府との戦いなどが順々に語られていく。波瀾万丈の人生で、なかなか面白い。坂本龍馬との交流や決裂にも言及される。
しかし全体として、弥太郎を褒めるという視点からしか語られておらず、なんだかなあと思う。三菱の関係者は読んで喜ぶのかも知れないが。
また、あいまには(読者たる)ビジネスマンへの人生訓・ビジネス訓みたいなものがしはしば挿入される。これもどうなのか…。