下北サンデーズ (講談社コミックスフレンド B)
昔、下北沢の近くに住んでいたので読んでいて思わず懐かしくなりました。下北沢には本当に劇団がたくさんあります。話の中ではそのなかの一つの劇団員の話。下北沢ってなぜか夢を追える街だし、いい設定だなと思いました。下北沢のよさも伝わってきてよかったです。
下北サンデーズ DVD-BOX
石田衣良原作、堤幸彦総監督というヒットメイカーが強力タッグを組んで見事低視聴率打ち切りの憂き目にあった伝説のドラマ。初回からみのすけ、ケラリーノサンドロビッチがゲスト出演など、ゴールデンタイムのお茶の間で分かるはずもないナゴムネタを大々的に挿入するなど、かなりマニアックな小ネタが満載で、ごく少数のサブカル好きには楽しくてたまらない作品に仕上がっている。実際、低視聴率にもかかわらず、レビューは高評価なのがそれを物語っているだろう。劇団員のメンバーも大人数にもかかわらずキャラが描ききれているし、貧乏劇団がどのように有名劇団になっていくのかといった小劇団サクセスハウトゥー的要素も目新しい。ただ、どう考えてもゴールデン向けではない。金曜ナイトドラマ枠で放送すればもう少しなんとかなったはず。見始めれば面白い作品なので実に残念。
下北以上 原宿未満
8ヶ月ぶりとなるシングル。
タイトル曲「下北以上 原宿未満」はアコースティックギターメインのシンプルで心地よいサウンドが印象的。
ちょっと懐かしさもあり涼しげな感じもして、口ずさみたくなるようなメロディーです。
カップリング「Under the Blue sky」の方は爽やかで清々しい曲で個人的にかなり好き。
シンプルなサウンドとフミヤの独特の声がマッチしていて、2曲とも心地よいです。
下北サンデーズ
貧しくてお金もないけれど、夢を追い続ける人たち。そしてその夢が少しずつ
かなっていく・・・。手に入れたものは大きいけれど、反面失ったものも大き
かったと思う。だが、彼らはまだまだ夢を追い求めていく。明るく、楽しく、
そして「下北サンデーズ」の団員たちも個性豊かに描かれていて、読んでいて
心地よかった。ただ、彼らがどんな演技をしたのか、もう少し公演についての
詳しい描写がほしかった
下北サンデーズ (幻冬舎文庫)
下北沢の下積10年弱小劇団がメジャーにのしあがっていく過程を描いたドタバタ・コメディー。笑いあり、涙あり、明日を生きていこうという希望あり、心温まる小説。売れず飛ばずの個性豊かな劇団員がメジャーになっていく過程で、浮かれたり、喧嘩したり、恋したり、最後は結束して、それぞれの人生を生きていく姿が清々しい。
古くは「蒲田行進曲」みたいな名作があるけれど、石田衣良が「下北沢の劇団」を題材に選んだ時点で本作の成功があった。文学性うんぬんの批評があるけど、コメディーとして面白ければそれでいいんじゃないかな…。