クライマックス ロマンティック・ソングス
昔シングルCDで買ったり、レンタルでカセットに落としていて、
もう一度聴きたかった曲が山ほど入っていて、CM見て即買い!
特に久保田利伸、中西保志、KANあたり、当時好きだったけど
最近全然聴いていなかった曲が入っていて嬉しかった。
当時のことがありありと蘇って、懐かしいなぁと主人と浸ることしばし。
いわゆる「捨て曲」がほとんどなく、この内容でこの曲数・値段は良心的だと思います。
恋しさとせつなさと心強さと
篠原さんの透き通った声が美しくて魅力的です。バランスの取れた声です。高すぎず、低すぎず、艶がありすぎず、かすれてもいません。理想的で、聞いていて吸い込まれるようです。歌い方も丁寧で、伸ばす所はしっかりと伸ばしています。
メロディーも繊細で美しいです。メロディーラインがあまり暴れていないで穏やかですが、バックが上手にカバーしています。エレキギターの音、シンセサイザーが華を添えています。
歌詞も深いです。親から子への想い。誰にとっても不完全な人生。今まで散っていったモノへの哀歌。人生を通して歌詞自体にも色々な見方が出来ると思います。
この曲は哀しい雰囲気もありますが、恋しさという甘い感情、切なさという哀しい感情、心強さという力強い感情の全てが上手に混ざり合っています。王道で素晴らしい曲です。
篠原さん自身の魅力も歌の魅力を引き立てています。彼女は本当にお美しい。