ファンク・イン・ア・メイソン・ジャー
Herbie HuncockのHeadhuntersの頃はslenderだったHarveyが、中肉中背の時代。セッションの知り合いを集めたオムニバスアルバムみたいな、まあ、Harvey Masonのお重箱みたいなアルバムですが、1曲1曲の出来は凄い。
ちょっと、メンバーにTower of Power HornsとかSea Wind Hornsとか出てますよ〜、そこの昔軽音のおじさん。この頃のプログラムドラムは頭痛いですなぁ。
かつては”ファンク”といわれたジャンル、手仕事(足仕事)のドラミングを懐かしむ方、70年代の音を探索中のお若い方は試しにどうですか?ジョージベンソンとかデビットフォスター、ボブジェームス、デイブグルーシン、アルマッケイ、トムスコット、リーリトナーとか有名どころの音もちゃんと聞けます。個人的にはDorothy AshbyのHarpがどこに有るの?と思いますが、Phil Upchurch, David T Walkerも居てるし、今となっては同窓会的な安心の出来る逸品です。
本作品はネットで一度見たことがありますが、また見たくなり入手しました。メンバー全員、私同様に、おじさん体系になってますが、パフォーマンスは以前と変わらず、さらにイブシ銀なカッコ良さを感じます。ドラム担当だった今は亡きジェフ・ポーカロに代わりサイモン・フィリップスがいい仕事をしているし、ボーカリストのボビー・キンボールもオールドファンの意見としては、このバンドに一番マッチしていると思います。また曲のラインナップについては、昔のヒット曲を中心に選曲されていて、所々でメドレー的に次から次へと懐かしのヒットナンバーを披露してくれるので、何度見ても飽きません。一緒に弾きたくなるくらい私のハートを熱くさせるルカサーのギターも健在で、とても楽しめた作品でしたが、大好きな彼等のナンバー「99」がイントロのリフだけで終わってしまったのが少し残念でした。
ライヴ・イン・アムステルダム ~25th Aniversary [DVD]
70年後半から80年代一世風靡したあのバンド、TOTOがお茶の間に帰ってきた。
この作品で、ジェフ・ポーカロ(ds)、デヴィッド・ハンゲルト(b)がいないのは残念ですが、サイモン・フィリップス(ds)、マイク・ポーカロ(b)とオリジナル・メンバー3人デヴィッド・ペイチ(key)、スティーブ・ルカサ(g)ー、そして初代ヴォーカリスト、ボビー・キンボール(vo)再加入で演奏を盛り上げています。曲は初期の作品からが中心となってますが、ボビ・キンの高い声、ルカサーの目立つギター、ペイチのすばらしいキーボード、そして上手くなったフィリプスのドラムス、いい男になった故ジェフの兄弟ポーカロのベースと全体的に演奏は荒い感じがするがTOTOは健在です。
当時集めたTOTO作品と関連作を再チェックしたくなるほどの25週年記念作品です。みんなオッサンになったなぁー。
フォーリング・イン・ビトゥイーン・ライヴ [DVD]
ライブは先の25周年ライブと一味違ったものになっています。
もちろん、完璧な音です。
今回はめずらしく個々のインタビューも収録されているのですが....ない!!
字幕が!!日本版なのに日本語字幕がないとは!!
これはビデオアーツの怠慢以外のなにものでもないです。
せっかく興味深い話も英語字幕に切り替えて、つたない能力で解釈するしかありません(私には)
てなわけで、当然5点満点だったはずが3つです。