犬夜叉 弐の章 4 [DVD]
原作との差違に着眼して見ましたが、このDVDに収録されているお話は基本的に良いアレンジになってると思います。個人的に良かったのは、「離れて通うふたりの気持ち」で草太が犬夜叉のことでイライラしていたかごめに言い放ったセリフですね。原作だと何にも言わないんですけど。ただ、鋼牙がかごめに惚れた経緯が原作に比べあっさり描かれているような感じがしました。
犬夜叉 (1) (少年サンデーコミックス)
らんま同様、対象読者を一新した作品。
らんまと違うのは、作風までガラリと変えてしまったこと。
しかし、例に漏れずヒット。
高橋作品だから売れた、と言う批判をよく聞くが、果たしてそうだろうか。
否、漫画の人気はやはり内容による。
漫画の神様手塚治虫は「あんたの時代は終わった」と打ち切られ、サンデーのもう一つの顔・あだち充も打ち切りをくらったことがある。
名前だけでは作品は売れない。
珍しくストーリー性があり、テーマは重く深みを感じさせるが、子供も大人も楽しめる。
最近のダラダラ感、マンネリ感は否めないが、今なお多くのファンがいる。
個人的には、この作品の中盤までは、間違いなく最高傑作であると思う。
映画犬夜叉紅蓮の蓬莱島 下 少年サンデーコミックス ビジュアルセレクション
今のT.RUMIKOの傑作「犬夜叉」の劇場版のフィルムコミックです。知っての通り、劇場版はこれが最終作です。
大半の人は映画館で観たと思われますが、観てない人はDVDを借りず、フィルムコミックを読んでみてみてはいかがでしょうか?
犬夜叉 紅蓮の蓬莱島 [DVD]
全作がとっても素晴らしかったので、今回はかなり期待していました。
・・・が、期待をし過ぎたためか、今いち満たされませんでした。
殺生丸ファンの私は彼の登場は嬉しいのですが、登場の設定が彼のキャラクターにそぐわず不満に思いました。
作画に関しては、背景は気合いが入っていて良かったのですが、人物は少し荒いところが見られました。
そして何より、特典が期待はずれでした!
今までのように、おまけCDでは、声優さん達の楽しいやり取りや面白いコメントを聞けると思ったのですが、「アニメスクランブル」でOAされたものだけでした・・・。
今回は、映像特典の方が良かったです。
名台詞集・名場面集が入っており、声優さん本人がピックアップされています。これは必見です。
珍しく、りん役の能登さんの分までありました。
あと、特典の方には未公開エピローグが内在しています。少しですが、殺生丸一行の姿も見られます。
犬夜叉 (47) (少年サンデーコミックス)
何かと展開が似たような感じになっていて、正直少し飽きていました。
けど、これ読んでやっぱり大好きだなと思いました。
一つの大きなしがらみが解かれます。
自然と、涙が出てきた巻でした。
哀しい、けれどよかったとも思えた。
10周年目にして、物語も終幕へ。
別れの想いを胸に秘め、新たに旅立つ犬夜叉一行。
どんな終わりが待っているのか。
楽しみです。