劇場版「空の境界」 忘却録音 【完全生産限定版】 [DVD]
脚本が最低でした。カイジでさえテレビアニメでやれるんだから、原作の性暴力の描写くらい許容範囲でしょうに、何で設定を変えたのか理解不能。重要キャラクターのゴドーワードも、能力を大して生かすことなく、気づいたら失踪してフェードアウトするし、脚本家は何をしたかったのか。星1つでも多すぎです。
でも、アニメの動き(特にラスト)、声優さんの演技、音楽の素晴らしさは最高なので、平均点ということで星3つつけます。
こういうの何とか言いましたよね。環境アニメ?(笑)
Seventh Heaven(期間生産限定盤)(DVD付)
梶浦由記さんプロデュースのKalafinaの1stアルバム。
「空の境界」というアニメーションのことは全く知らないのですが、
アニメ関連作品と侮ることなかれ、純粋な音楽作品として非常に優れています。
作風はさすが梶浦さんと言うべき、神秘的で美しい楽曲・詞に
重厚なコーラスワーク、ドラマチックな展開が本当に素晴らしいです。
特に「oblivious」「sprinter」は圧巻ですねえ。
幻想的な楽曲に他者を寄せ付けないような神々しさを放つ「oblivious」、
次々と畳み掛ける展開に魂が震えるほどの「sprinter」。
キャッチーさも加わって疾走感のある「love come down」「音楽」
民族音楽的な良さのある「夏の林檎」「傷跡」
悲壮感の中で光を感じさせる壮大なバラード「君が光に変えて行く」など
若干曲数が多い気もしますが、聴き手を最後まで捕らえて放しません。
Kalafinaの歌唱も非常に上手く、また4人という人数を活かした
ハーモニーは絶妙で、強みになっていると思います。
上記の通り「sprinter」のかけ合いは本当に鳥肌ものでした。
今回の梶浦由記さんといい、石川智晶さん、菅野よう子さん、樹海など
アニメ音楽界には素晴らしい方々がたくさんいますね。
「空の境界」から発足したユニットですが、
これからもぜひ活動していって欲しいと思います。
劇場版 「空の境界」 伽藍の洞 【完全生産限定版】 [DVD]
全7章のうちこの第4章は原作の中で1番短いエピソードなので、キャラクターの台詞、会話完全再現か!?と思ったんですが、今までの章と同じく結構省略されていて、時間も約45分とすっきりしてました。原作小説のモノローグをキャラクターの仕草や表情・映像でうまく表現してますが、個人的には幹也君と橙子さんの会話(橙子さんが幹也君から式の話を聞いて病院に潜入するとこから式が退院間近になるとこまでの)が省かれていたのが少し残念。でもそれでもアニメ版もやっぱり素晴らしいし、今までのもそうですが映像と音楽がとても綺麗です。好きなひとは観て買って損はないんじゃないでしょうか。
あと、最後に次章の前フリとして出てくる荒耶宗蓮、カッコよすぎ。
Seventh Heaven
最初にお断りしておきますが、私は空の境界は観ておりません。 が!たまたま偶然HEY!HEY!HEY!か何かのランキングでふと耳にしたkalafinaにすぐAmazonで検索し曲がいくつか出ている事、映画の主題歌だと知りました。 元々ガンダムで梶浦サウンドに触れて以来映像作品のファンの方々からしたら邪道ですが、とにかく音楽だけを追いながら見つければレンタルしたり携帯にダウンロードしていました。 ですが今回は是非映画レンタルして見たいと思いました。 カラフィナの音楽が映像と非常に深くシンクロしていると解ったからです。 仕様についてはDVD付きと通常盤がありますが是非DVD付きを購入してください。 昨今ライブになると??の歌声の歌手もいるなかライブの方が凄いと感じたアーティストは久しぶりです。また編成についてもひとりひとりが音域・声質などで絶妙に編成されており、数だけ沢山いるグループとは明らかにその意味合いが異なるのがお分かり頂けると思います。 特に彼女たちのように声が重なり更にもうひとつのサウンドに造り上げるには個々の歌力もなければ成立しません。 凄いです。 カラフィナを知れて良かった。 是非聞いてください。 長文すみません。