アメリカ人家庭でベビーシッターをしていた時、世話をしていた4歳の女の子、2歳の男の子、二人ともこの本が大好きで、本がない散歩のときも、車でお出かけのときも"Brown Bear, Brown Bear,,,,,"と楽しく言っていました。
絵が異なるバージョンがあるとは知らなかったおすすめ度
★★★★☆
エリック・カールの描く「Brown Bear…」は何種類か絵のバージョンがあるようです。
私は最初図書館でかりて、その絵がとても気に入ったので、同じ絵なら子供が破る心配のない
ボートブックを…と思い、こちらを購入しました。
しかし、文は同じなのですが、絵が違う!図書館でかりたのはHenry Holt and companyの本でしたが、絵がかなり違います。例えばRed Bird はポートブックでは左むきですが、
図書館の本は右向きで色数も少なく、画面いっぱいに描かれています。Cat はポートブックでは右向きで歩いていますが、図書館の本では左向きでうずくまっている様子が描かれています。
個人的には図書館のHenry Holt and companyの本の絵の方が好きなので、星4つです。
また、ラストも少し違いました。ポートブックはラストがTeacherでしたが、図書館の本では
Motherでした。Motherが見ているのは、「Beautiful children」となっていて、やはりこちら
の方が私は好きです。(ちなみにポートブックでは、ただのchildren)
内容、絵にこだわりのある方は、購入前に調べてみてはいかがでしょうか?
追伸:図書館の本をよく見てみたら、改訂があり、その際絵もリニューアルされたらしいです。
概要
耳に心地よいことばのリズム、鮮やかな色づかいのコラージュによるイラスト…。名作絵本『Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?』(邦題『くまさん くまさん なにみてるの?』)は、大勢の子どもたちを魅了してきた。本書の特徴は、ページをめくるたびに登場する新しい動物が、次に出てくる動物をさりげなく教えてくれることだ。 「うまさん、うまさん、あおいうまさん、なにみてるの? みどりいろのかえるをみてるの」
このパターンが何度も繰り返されるため、まだ本が読めない小さな子どもでも、そのうちお母さんと一緒に声を合わせるようになる。そのうえ、次に出てくる動物を簡単に当てることもできるのだ。だが、おはなしの最後では、次に出てくるもののヒントはなし。「見てのおたのしみ」となっている。
華やかでふんだんなイラストを目で確認しながら、響きのよい文章の繰り返しが楽しめる本書は、子どもたちに読書の楽しさを教えてくれる最高の絵本だ。エリック・カールは、『The Very Hungry Caterpillar』(邦題『はらぺこあおむし』)、『The Grouchy Ladybug』(邦題『ごきげんななめのてんとうむし』)、『Have You Seen My Cat?』(邦題『ぼくのねこ みなかった?』)でも有名な絵本作家。あふれんばかりの色彩と陽気なスタイルによる大胆なイラストを得意とする彼は、絵本界でもぬきんでた存在として一目置かれている。