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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 通常版

総監督:庵野秀明;監督:摩砂雪;監督:鶴巻和哉
おすすめ度:★★★★★
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映像の解像度がUP。内容は駆け足。
おすすめ度 ★★★★☆

 正直、物語はTV版を全話見て”Air/まごころを君に”を十数年前劇場で2回観た時に、自分の中で決着が付いた!と思っている。そしてコミック版も佳境に入る昨今、「何で今更・・・・」と全然関心がなく、レンタルされてからやっと映像を観た。(ちなみにTV版は当時以来一切見ていない。コミック版のみ購読していた。)
 映像の技術革新が全編に渡って施されているので、生えるビル群、モニターグラフィックの細密化、新装備ガトリングガンから吐き出された空薬莢で潰されていく車。グラフィックで様々な攻撃・防御形態に姿を変える使徒ラミエル。そしてラストのヤシマ作戦で締めくくる!慌てて購入し、暇さえあれば見るようになっている。主要人物の描写がかなり削られているが、その分ネルフのモブキャラを描写して、よりネルフが組織らしく見えるようになった。
 これはむしろ新しい物語として捉えた方が良いのかも知れない。



確かにいい。確かにいいんだが・・・
おすすめ度 ★★★☆☆

絵は綺麗。ところどころで入るCGもいい味出してる。
内容そのものにはまったく文句ない。が、どこか物足りない。
こう、見終わった後の爽快感というか、充実感といったものがない。
うん、こんなもんだな、って感じしか残らない。
レンタルショップで一週間借りたが、初日に見たっきり二度目を見ようとは結局返すまで思わなかった。
そんな作品。
一見の価値はある。
が、レンタルではなく購入する価値はあるかというと、個人的にかなりきわどい作品だった。



10年ぶりのエヴァに興奮
おすすめ度 ★★★★★

10年ぶりのエヴァ、、、それだけで興奮しました。
内容の変化についていろいろな意見があるようですが、今回のようなエヴァがあってもいいのではないかと感じました。かつてのTV放映版、劇場版、そして今回の新劇場版、いずれもそれぞれの良さがあると思います。今回の新劇場版を見て、過去の作品を再び想い起しました。
DVDで見ましたが、できれば劇場で観たかったです。
そして、次編の予告がTV版の次回の予告をなぞっていたのが、また嬉しかったです。

続編が楽しみです。


概要
懐かしくて、新しいとはこのこと。1995年から1997年にかけて『たまごっち』や『小室ファミリー』などと並んで社会現象的な大ブームを呼んだアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』。本作が10年ぶりに劇場版アニメとしてリビルドされた。リビルドとは、原画などの素材をデジタル化して、作品として再構築すること。CGで描かれたメカの圧倒的なディティール、物量、デジタル撮影のテクノロジー(技術)。手描きのキャラクターと美術のテクニック(技術)。技術×技術=おそらく2007~8年最高峰のクオリティになっている。四部作の第一作目となるストーリーはテレビシリーズの第8話までがベース。14歳の少年シンジがいきなり人造人間エヴァンゲリオンに乗るハメになり、傷つき、苦しむ姿が描かれる。これがまた、グッとくるのだ。セクシーな萌えシンジは今回の『ヱヴァ』の見どころのひとつ。後半の第6の使徒との戦いは、完全新作。日本中の電気を一点集中して、第6の使徒を撃ち抜く緊張感とシンジの葛藤は手に汗握るはず。パチンコでしか『エヴァ』を知らない人にも、見ていただきたい、掛け値なしの傑作。続編も楽しみ。(志田英邦)

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