ビーバップより怖くない! おすすめ度 ★★★★★
私は昔(?)テレビでビーバップの喧嘩シーンを見て気分が悪くなったのですが、ワルボロは陰湿さがなくてスカッとします。
がり勉だったコーちゃんがある日幼馴染のヤッコとのチョーパン(頭突き)合戦から不良に転身。格好はリーゼントに短ランボンタン、カバンには鉄板をしこみ錦組の一員になり、他校の生徒と喧嘩の日々。
でもヤッコみたいに強くないし、憧れの山田も気になるし、お母さんは倒れちゃうし、「俺何やってんだろ」迷ってばかりのコーちゃん。山田になぜ不良になったのか聞かれても答えられない。。。
しかし、コーちゃんはちゃんと答えを見つけ「もう1ミリだって迷わない!」
立川最大の不良連合150人相手に錦組6人で立ち向かいます。
ちょっと中坊に見えない面々ですが(せめて高校生なら、、、)見てるうちにぜんぜん気にならなくなり、見終わった後スカーッとして、思わず「ギリギリガガンガーン、今日は最高〜」って歌いたくなります。テンション上がりますよおおお(^0^)
ガッキーの山田も良かったし、中村トオルや他校のリーダーなど脇役も個性的で良かったです。
特典DVDも必見です!!!錦組の6人が刺激しあって作り上げたことがこれでもかってくらい伝わります。また翔太君がかっこいい!!!公開当時の雑誌などのインタビューの内容がそのまま映像(演技)で伝わってきて、ブレのない役者魂を感じました!!!
概要
1980年代の東京・立川。クラスでも優等生だったコーちゃんは、幼なじみで不良のヤッコとささいなことで大喧嘩! そのときの解放感がコーちゃんを不良の道に導いた。立川の不良たちの権力闘争に巻き込まれ、ケンカばかりの日々だけど、勉強ばかりしていた頃に感じることができなかった仲間とじゃれあう毎日は楽しかった。しかし、思いを寄せていたクラスの女子・山田からは「なんで不良になっちゃったの?」と冷たい目で見られ…。 ゲッツ板谷の自伝的な同名小説。この映画の魅力はなんといってもコーちゃん演じる松田翔太につきる! ケンカに明け暮れ、生傷は耐えないけれど、仲間とくだらないことを語り合い、笑いあい、助け合う青春の日々を目をキラキラさせて生きるコーちゃんを体当たりで演じた松田がスクリーンで躍動。ヤンキーっぽい泥臭さには欠けるが、若さと爽やかさとちょっと生意気な魅力が、スクリーンを思い切り駆け抜ける姿はすがすがしい! また親友ヤッコを演じる福士誠治は古風な男前で80年代の不良役にピッタリ。大人びた表情と不良グループのリーダーらしい落ち着きで松田を好サポートする。監督は本作でデビューした隅田靖。山田役に新垣結衣ほか戸田恵子、仲村トオルなどが出演。(斎藤香)
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