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ムトゥ 踊るマハラジャ

K・S・ラヴィクマール
おすすめ度:★★★★★
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黄金率の極上エンターテインメント
おすすめ度 ★★★★★

ハチャメチャな中に一定の秩序がある。予定調和のような安寧がある。
もしエンターテインメントに黄金率があるとしたら、この作品はそれを
計算尽くしたことで極上のエンターテインメントに仕上がったと言える。

インド映画というものをほとんど見ないので、こういうものが主流かと
考えたが、「モンスーンウェディング」のような作品もあるのだから、
この「ムトゥ」は邦画における寅さんのような定位置を占めるのだろう。

それにしても、ハリウッド顔負けの歌とダンスのミュージカルあり、香港
映画顔負けのカンフー(?)シーンあり、しっかりとしたラブロマンスや
意味深の物語ありで、堂々と大向うを唸らせる映画史を飾る作品である。



インド映画の最高傑作!
おすすめ度 ★★★★★

インド映画は他に見たことがないので最高傑作と表現するのは
どうかと思われるのですが、とにかく面白い!
ラジニカーントの踊りやアクションも楽しいし、ミーナはちょっと太め
だけど可愛くてセクシー。踊りも素敵。
歌って踊って、笑って泣いて(ちょっとだけ)とにかく時間を忘れさせて
くれます。
インドに行って見たくなる、そんな極めつけのインド映画でしょう。
迷わず☆5つです。



だれもが知ってるインド映画
おすすめ度 ★★★★☆

インドの大富豪に仕える召使の物語。踊りと歌が中心の大型娯楽映画。全体的にコメディ中心だが、登場人物が哲学的な台詞を言う場面や男女のロマンスがあったりと、何でもありの映画だ



圧倒的なパワー (ネタバレ注意)
おすすめ度 ★★★★★

 邦題も全く内容を予測させない奇抜なものであったが、内容は更にその上をいく奇想天外な物語で、一切の批評を寄せつけぬ圧倒的なパワーをもつ傑作。

 基本的にはミュージカルなのだが、格闘ものでもあり、恋愛ものでもあり、途中で主人公の予想外の出生の秘密が明かされ、不可解な大円団に至るという壮大な娯楽大作。ハリウッドものやイタリア・フランス映画に慣れた自分にはまさしく衝撃的な内容であった。

 始まりを見たときには唖然、途中は絶句の連続、最後はまさしく言葉にできなかった(呆れて)。多少疲れる作品でもあるが、少なくともこれまで観たミュージカルでは最高。


娯楽映画
おすすめ度 ★★★★★

この映画を初めて観たとき突然ダンスシーンが始まり正直びっくりしました。それも曼荼羅画のような極彩色の衣装で登場して「これでもか・・・」と言う位 場面も衣装も次々と変わって歌と踊りが続きます。衣装もダンスも「これぞ インド」という感じでカルチャーショックを受けました。

カレーで言うなら日本で食べ慣れているカレーでなくスパイスのきいたインド本場のカレーで 好き嫌いが分かれるかも知れません。
ところがはまってしまうと文句なく楽しめます。見終わってもしばらくは、女性の甲高い歌声が耳に残っていました。

最近の映画は、理屈っぽくて解りずらい物が多いですがこれは、単純明快で解りやすくて文句なしに楽しめる娯楽映画です。ストレス解消にオススメです。

概要
インド映画旋風を巻き起こしたエンターテインメント巨編。ミュージカル、アクション、ロマンス、コメディなど、あらゆる要素がごちゃまぜになった娯楽映画の王道である。

主人公ムトゥを演じるのはラジニカーント。映画の始めに流れる出演者の名前に「SUPER STAR」の枕詞がつくほどの人気者だ。ヒロインにはトップアイドルのミーナを起用。このキャスティングからしてすでに娯楽性がうかがえるが、2人を中心に描かれる痛快な勧善懲悪のストーリーを観ればさらに明確になるだろう。また、インド映画特有の突然始まるミュージカルシーンでは、どこからともなく現れた群衆が2人とともに歌い、踊りだし、象までもリズムに乗っている。劇中の確信犯的な行動・効果音の連続に、インド映画の奥深さを感じる。(尾崎麻衣子)

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夢枕獏 ムトゥ・踊るマハラジャ 小松和重