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チェス上達の手引き (チェス・クラシックス 8)
ルール、簡単な手筋について解説しているチェス入門本は
昔から定期的に出版されていましたが、それ以上の向上
定跡を離れた以降について解説された本が殆どありませんでした。
将棋で例えると、とりあえず初段、できればそれ以上の向上を
求める人用の和書はありませんでした。
方針がよく分からないので、とりあえず将棋のように駒をぶつけてみる
洋書を読もうとしても英語が苦手、少し英語ができるけど
どの本がいいのか分からない、という人は多いと思います。
この本に限らずチェス・クラシックスシリーズで
翻訳されている本は古典的な本なのですが、基礎を学ぶという本の中では
名著が選ばれ、しっかりした作りになっているので
棋力向上を求める人にとって安心して読める内容となっています。
昔から定期的に出版されていましたが、それ以上の向上
定跡を離れた以降について解説された本が殆どありませんでした。
将棋で例えると、とりあえず初段、できればそれ以上の向上を
求める人用の和書はありませんでした。
方針がよく分からないので、とりあえず将棋のように駒をぶつけてみる
洋書を読もうとしても英語が苦手、少し英語ができるけど
どの本がいいのか分からない、という人は多いと思います。
この本に限らずチェス・クラシックスシリーズで
翻訳されている本は古典的な本なのですが、基礎を学ぶという本の中では
名著が選ばれ、しっかりした作りになっているので
棋力向上を求める人にとって安心して読める内容となっています。
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ジャズ・レコード・ブック―キング・オリヴァーからアルバート・アイラーまで (1968年) (TOA Popular Library〈6〉)
初版から、すでに四十年以上の時を経ていますが、ジャズ評論家の良心、粟村政昭さんの名著はいまだに不滅の価値を有しています。それは、著者の審美眼のいかに優れているかに拠るものですが、同時にまた、粟村調とでも呼ぶより他にない文章の力が、その正しい評論にさらに美味な味付けをなしている点も大きな魅力です。その一例を記します。スイング時代の名トランペッター、ジョー・スミスの項に「(フレッチャー・ヘンダーソン楽団でソロを吹いた)「スタンピード」のソロを聴いて感動しない奴は、人間ではないと思う。」と書かれています。なんとも大胆な、まるで命を張ったようなこの一文を、私は13歳で初めて目にしたのですが、・・・「なんという褒め方だろう」と思うと同時に「是非とも自分の耳で聴いてみたい」と思いました。
当時。長らく廃盤であったその演奏はいまではCDで容易に聴くことが出来ます。私もはじめて入手するまでに相当の時間を有しました。そして10数年前、出張先のバークレーのレコード店でCDを求めましたが、聴いた瞬間、腰を抜かすほど感動すると共に「粟村さんの耳の良さと、その筆の魔力」に改めて畏怖畏敬の念を覚えました。粟村政昭著「ジャズ・レコードブック」とは、そういう本です。いまどきのレコード・ガイドとはまったく値打ちが違います。そして、ジャズを愛し、ジャズにある種の人生を捧げた人間にとって、いつまでも色褪せることのないバイブルであると思います。この本に出会わなければジョー・スミスのソロに出会うことはなかったでしょう。そんな出会いが、全ての項目に散りばめられているのです。あえてバイブルと申し上げる所以です。
当時。長らく廃盤であったその演奏はいまではCDで容易に聴くことが出来ます。私もはじめて入手するまでに相当の時間を有しました。そして10数年前、出張先のバークレーのレコード店でCDを求めましたが、聴いた瞬間、腰を抜かすほど感動すると共に「粟村さんの耳の良さと、その筆の魔力」に改めて畏怖畏敬の念を覚えました。粟村政昭著「ジャズ・レコードブック」とは、そういう本です。いまどきのレコード・ガイドとはまったく値打ちが違います。そして、ジャズを愛し、ジャズにある種の人生を捧げた人間にとって、いつまでも色褪せることのないバイブルであると思います。この本に出会わなければジョー・スミスのソロに出会うことはなかったでしょう。そんな出会いが、全ての項目に散りばめられているのです。あえてバイブルと申し上げる所以です。
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ブルース・アライヴ 1982~不滅のブルースの夜 feat.ジョン・メイオール/ミック・テイラー/バディ・ガイ/アルバート・キング/ジュニア・ウェルズ/ジョン・マクヴィー/エタ・ジェイムズ【初回限定盤DVD+2CD/日本語字幕付】
私が好きなブルースのスタイルで大好き。
アーティスト名とか覚えないので、チャレンジ購入だったが結果オーライ!
アーティスト名とか覚えないので、チャレンジ購入だったが結果オーライ!
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ボーン・アンダー・ア・バッド・サイン
「こりゃ凄い、こんなのありか」、”As The Years Go Passing By”を聴いた後思わず口にできた言葉だった。 元々クリーム(Born Under A Bad Sign)、フリー(The Hunter)のオリジナルを聴くのが目的だったのだが、この曲にハマってしまった。もちろん全体としても見事の一語につきる出来栄えで、録音当時A.キング42~44歳と油ののりきった頃で、歌と歌の間にギターを入れるオーソドックスなスタイルながら、スタックスサウンドとホーンセクションを得て洗練された仕上がりになっている。稲妻のように鋭いトーンとビブラートを多用しない突き刺すようなチョーキング、簡潔かつ無駄のないプレイ、閃きと独特の揺らぎが彼の奏法の特徴で”Personal Manager”あたりではそれらを集約的に聴くことができる。ゴスペルを背景としている味のあるボーカルも劣らず魅力的だ。”I Almost Lost My Baby”ではほぼ歌だけで勝負できているほどの素晴らしさである。
一見ベタだが、タイトルを象徴する(13日の金曜日、黒猫、スペードのエース等)ジャケットも楽しい。ロックファンにもとっつきやすい作品集と言える。当然買いの一枚。
一見ベタだが、タイトルを象徴する(13日の金曜日、黒猫、スペードのエース等)ジャケットも楽しい。ロックファンにもとっつきやすい作品集と言える。当然買いの一枚。